以前に種差海岸遊歩道を歩き
のどかな天然芝と奇岩、松林の続く
風景に感激したが
その先の浜小屋までは行けなかった
今回はJR八戸線の車窓から
その風景を眺めつつ
その風景を眺めつつ
無人駅大久喜駅で下車
案内板もなく目見当で浜の方向へ
歩き出した
途中度々人に訪ねたが
小首をかしげ
現在使われている浜小屋を教わる始末
振り向けば漁港海岸
地元の人にも江戸時代末期に
建てられた国重要有形民俗文化財は
よく認知されてない様だ
ようやく探した小学校の隣に
二間半×三間の広さで茅葺の方形屋根は
軒が深くでんと構えて
孤立していた
小屋は外から見るだけだったが
釘は一切使われず縄で縛った茅葺屋根で
漁具置場、修理、一時的な寝泊り
ができるよう囲炉裏を中心に
シンプルな平面と
表示版に記されていた
現在のバラック建の倉庫と
違う圧倒的な存在感を示し
時とともに表情が変化して
美しさが増す
建築の素晴らしさを実感できた
浜では若者がサーフィンを楽しみ
漁港では漁船が静かに係留され
人の気配は無かったが・・・