6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

史跡 大平山元遺跡

2022-06-21 | 旅行

世界遺産 大平山元遺跡が
津軽蟹田の近くにあると
聞いて民宿をとった

『津軽』で太宰治が蟹を食いながら
花見をしたことを書いていたが
その場所が蟹田
 
駅横の魚市場で
生きた蟹をゆで
食べさせてくれたおばさん
それが大変美味かったことを思い出し
その時以来の蟹田来訪
懐かしさもあって
魚市場へ行ってみたが
蟹は5月までと人も居なく
活気はなかった
 
 
昔ながらの蟹田の旅館は
おかみさん1人で
切り回しているらしく
食事は大変美味しく
コーヒー豆を土産にいただき
地方の温もりを感じた
 
翌日朝早く
ここから8km蟹田川に沿って
山側へ登ったところに
目指す史跡 大平山本遺跡がある
 
まず古い小学校を利用した
大山ふるさと資料館に行き
土器片を凝視する
 
 
 
分様が無い時代(15000千年前)の
土器片が見つかり
縄文時代初期で貴重な遺跡と・・・
 
石鏃、弓矢も出土し
蟹田川では今も石鏃の原石が
あるそうだ
 
 
内陸の河川で良く定住
できたと思ったが
鮭が遡上し猪や鹿、針葉樹の実が
食料だったと解説員が言っていた
 
その資料館から約100mほど離れた
段丘に発掘場所があり
埋め戻された裸地は
住宅街に囲こまれ場違いの様だった
 
説明板だけが
立てられていたが
昔、住宅が建っていたと・・・
 
 
土器片が住宅地から見つかり
住んでいた人々は他へ引っ越したが
村の大部分の人が
今も同じ苗字だそうだ
 
裸地に咲いた
タンポポが北風に揺れて
15000千年前の風とは
チョット異なっていた様な
気がしたが・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 家庭菜園本格的に始まる | トップ | 遂に来た竜飛岬 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
縄文遺跡の立地 (屋根裏人のワイコマです)
2022-06-21 10:47:37
たぶん 石器時代から縄文時代に成り代わるころの
遺跡なんでしょうね・・そのころは自然界の食料が
豊富なところ、河川にサケが登ってきて・・近くの山には果物や薬草野原にはいずれ米や麦や稗などになる
穀物などが豊富な土地に定着し始めた遺跡・・
時代は古く、貴重な遺跡なんでしょうね・・そのうちに
人間ですから欲が出て器や埴輪などの作りやすい
土壌の奥地に・・移り住み始めた・・古代史はいいですね
決まりがなく いろんな空想が浮かびます。
素晴らしい世界遺産ですね~
返信する

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事