褒めまくる映画伝道師のブログ

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映画 サブウェイ・パニック(1974) ちょっと儲けた気分の面白さ

2010年06月25日 | 映画(さ行)
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 最近デンゼル・ワシントンとジョン・トラヴォルタ主演のサブウェイ123 激突という映画が公開されていた僕は観ていないけれど面白かったのかな
 ちなみに"サブウェイ123 激突”はリメイク作品リメイク作品よりもオリジナル作品を先に観るのが当たり前だろうと思って観たのが今回紹介するサブウェイ・パニックを観た理由ところが、この映画が結果から言うと大当たり
 よくハイジャック事件において飛行機やバスが乗っ取られるなサスペンス映画はあるけれど、地下鉄電車ハイジャックというのが非常に変わった設定
 地下鉄という閉塞感が漂う設定において犯人たちが如何に大金を得て、そして地下鉄から逃げ出すのか
 またハイジャック犯地下鉄公安警察の心理的駆け引きが非常に面白いまたニューヨークという大都市において、ニューヨーク市長、市警、地下鉄職員たちの人命を軽く見ている姿を見逃せない
 このハイジャック犯たちの目的は大金を得る事と思いきや、実はベトナム戦争、そして不況の犠牲者であるところが、この映画を単なるパニックムービーで終わらせない面白さがある
 冒頭から印象的なラストシーンまで見ごたえのあるサブウェイ・パニックを・・・
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 ニューヨークの大都市、地下鉄において4人組の犯行によるハイジャック事件が起こる
 まさか地下鉄電車がハイジャックされるとは・・・そんな4人組の首領格であるブルー(ロバート・ショウ)の要求は100万ドルをきっちり1時間以内に準備することそして1分でも遅れると人を1分毎に乗客と車掌の18人(?)を1人ずつ殺害する事を宣告する
 そんなブルー(ショウ)との交渉役に地下鉄公安刑事のガーバー(ウォルター・マッソー)が乗り出す
 しかし、ブルー(ショウ)をリーダーとする犯行グループたちは冷酷だガーバー(マッソー)の時間引き延ばし作戦もブルー(ショウ)たちは全く聞く耳を持たない
 ニューヨーク市長、警視総監たちが集まり100万ドルを犯人に渡すかどうか議論しているが・・・時間が切迫する中、ようやく犯行グループに100万ドルを出すことを決定するが、タイムリミットが迫って来ている
 また地下鉄の管制塔の職員は地下鉄の交通状態が麻痺してしまった状態が気にいらず、人質になっている18人の命を軽視して早く交通を元通りにしたいと思っているが、そんな地下鉄職員の態度に切れるガーバー(マッソー)

 途中で撃ち合いがあったりするが100万ドルを犯行グループに渡すしかし、ブルー(ショウ)はガーバー(マッソー)に対し、自分たちが逃げ出すために更に要求を出して来る
 犯行グループの意図が掴み切れないでいるガーバー(マッソー)だったが・・・意外な犯行グループ達の運命は映画を観てください

人質になっている命を助けるために奔走するガーバー刑事(マッソー)と人命よりお金、仕事という考えを普通に持っているニューヨークの大都市の偉いさんたちの描写が、単なるサスペンス以上の面白い映画になっている
 そしてガーバー刑事(ウォルター・マッソー)と犯行グループのリーダーであるブルー(ロバート・ショウ)の心理的駆け引きが見事に描かれている
 そして、この4人の犯行グループに待っている各人の運命の意外性も非常に印象的に残る

 ラストシーンで見せるウォルター・マッソーの表情は、流石は名優です

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