褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 レッド・ドラゴン(2001) レクター博士VSグレアム捜査官

2009年10月24日 | 映画(ら行)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします

 サスペンス映画の傑作である羊たちの沈黙にはレクター博士(アンソニー・ホプキンス)という人食い人間という恐ろしいキャラクターだが、精神科医として凄い能力を発揮する
 獄中から犯人のヒントを与える天才的頭脳を持ったあのキャラクターは映画史において、特異な存在だ
 今回紹介するレッド・ドラゴンは『羊たちの沈黙(1991)』の後に映画は作られたが、実はトマス・ハリスの原作では『レッド・ドラゴン』の方が先になる
 映画的には続編だが、時間系列としては『レッド・ドラゴン』の方が先になる
 しかし、今回のレッド・ドラゴンは豪華キャストだね
 もちろんレクター博士はアンソニー・ホプキンス
 そのレクター博士(ホプキンス)に対抗するのが、ファイト・クラブアメリカン・ヒストリーXで演技力を見せ付けるエドワード・ノートン
 他にも演技派が揃ったこの映画はキャストを見ているだけで面白い
 それでは、ストーリーを紹介しよう

レッド・ドラゴン(2002) 【プレミアム・ベスト・コレクション1800】 [DVD]

UPJ/ジェネオン エンタテインメント

このアイテムの詳細を見る


 FBI捜査官のグレアム(エドワード・ノートン)は連続殺人事件にたいして精神分析医のレクター博士(ホプキンス)にアドバイスを求めていた
 しかし、グレアム(ノートン)がレクター(ホプキンス)の家に行くと、偶然目にしたものから、連続殺人事件の犯人がレクター(ホプキンス)だという事に気付く
 しかし、気付いた時にはレクター(ホプキンス)とグレアム(ノートン)は生死をかけて戦いを繰り広げる

 数年後、お互いに命は助かったレクター(ホプキンス)とグレアム(ノートン)だったが、レクター(ホプキンス)は刑務所の獄中の中、そしてグレアム(ノートン)は精神的、肉体的ダメージを喰らいFBIを引退して、フロリダで妻のモリー(メアリー=ルイズ・パーカー)と娘と静かに暮らしていた
 しかし、グレアム(ノートン)の元にかつての上司であるクロフィード(ハーヴェイ・カイテル)がやって来た
 クロフィード(カイテル)は現在行われている噛み付き魔による連続殺人事件の解決のためにグレアム(ノートン)を訪れてきたのだ
 最初こそグレアム(ノートン)は捜査に協力するのを拒否しようとするが、クロフィード(カイテル)の必死の願いに対して捜査の協力をすることになってしまった

 ここからがグレアム(ノートン)の凄さを知ることになるプロファイリングに長けているのだ
 彼には現場に行っただけで、犯人の心境、行動を読み取れる術があるこれだけの能力があればFBIの捜査に協力させられるのも納得
 しかし、彼にも殺人現場に書かれていた中(麻雀のチュン)の意味がわからなかった(アメリカ人だから漢字は苦手か)

 そしてグレアム(ノートン)は連続殺人事件に協力を要請するため、再びレクター(ホプキンス)のいる刑務所に行く事になる
 しかし、この再会がまたもやグレアム(ノートン)に悪夢を呼び覚ますレクター(ホプキンス)は徐々にグレアム(ノートン)に対し殺人者のヒントを授けていく
 実はレクター(ホプキンス)はこの連続殺人事件の犯人と連絡を取っていた

 連続殺人事件の犯人であるダラハイド(レイフ・ファインズ)は、両親から苦痛を受け、障害を持っていることに悩んでいる精神的にかなり病んでいるが、彼は自分は神を超えようとしている訳のわからないことを考えているしかし、彼は盲目の女性のマクレーン(エミリー・ワトソン)を愛するようになる彼女の純粋さと、今まで優しくされたことが無かったダラハイド(ファインズ)はそんな彼女に惹かれていった

 しかし、レクター(ホプキンス)は獄中からダラハイド(ファインズ)に対して、次のターゲットをグレアム(ノートン)の妻と娘を襲わせようとするが、FBIの優秀な解読班によってグレアム(ノートン)の家族は無事に済んだ

 そして、ついにグレアム(ノートン)はダラハイド(ファインズ)を犯人として特定し、彼の住所も知るが・・・さらにグレアム(ノートン)を恐怖が襲う

 この映画はアクション性は無いけれど、レクター博士(ホプキンス)がこの事件をゲームとして楽しんでいるまさに彼が恨みを持っているグレアム(ノートン)を恐怖に誘い込み、そして連続殺人犯のダラハイド(ファインズ)を利用する
 恐るべき映画史上稀に見る知能犯だしかし、ダラハイド(ファインズ)の悪役ぶりも強烈なインパクトを残す
 しかも、この映画はダラハイド(ファインズ)の悪役にも重点が置かれている事は良いね
 観ている側もダラハイド(ファインズ)の人間性を知ることにより、この映画が単なるサスペンス映画とは違う、崇高なと言えば大袈裟かもしれないが、格調高い映画になっている事は確かだ
 そして羊たちの沈黙を観ている人にはこの映画を観て欲しいね
 ラストシーンは納得

にほんブログ村 映画ブログへ

人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 競馬 富士ステークス予想 ... | トップ | 競馬 菊花賞予想 ここは超... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
原作 (にゃむばなな)
2009-10-25 17:08:10
原作のダラハイドはもっと不細工な顔なんですよね。
でも映画はレイフ・ファインズのきれいな顔のまま。

あれは公開当時も原作読者から批判されてました。私も残念に思ったクチの一人でしたし。
母は ハンニバルを毛嫌いしてました (zebra)
2012-04-23 19:22:40
 凄腕の捜査官グレアムは レクターに 苦しめられて FBIの職務を 全うできなくされたのは つらいなぁ~ 

 「レッドドラゴン」のエンディングで 「レクター、おまえに合わせたい者がいる。 」 と それが印象に 残っています。

 そう、その人物とは・・・   もう、言わなくても誰のことか わかりますよね(^-゜)

zebraさんへ (ディープインパクト)
2012-05-01 21:04:26
 エンディングは確かに印象に残りますね。どうせならサプライズで出演してくれたら良かったのにと思いました。

コメントを投稿

映画(ら行)」カテゴリの最新記事