シリーズ化された映画で3作連続で面白さを維持した映画というのはあんまり記憶にないが、このボーンシリーズは間違いなくその面白さを維持した。その理由の一つとして全編を通して、スピード感抜群の格闘シーンが挙げられるが、マット・デイモン演じる主人公ジェイソン・ボーンの悲壮感が漂っているムードが、観ている我々の心に響いてくるのが大きい。
そんな悲壮感が漂いながらも超人的な大活躍するジェイソン・ボーンのキャラクター設定だが、やたら物忘れが激しいのが欠点だが、体に染み付いた格闘能力は抜群で、英語は当たり前だがフランス語、ドイツ語などは完璧に読み書き、話すこともできる。
そして危険察知能力が抜群で頭が良い。その能力はもはや人間技ではなくて、まるで神をも凌駕してしまったかのようなレベル。とにかく追いかけられても危険察知能力に裏づけされた逃げ足が速い。
ついでにこの男の格闘能力について述べると、極力銃は使わずに、銃を手にしても直ぐに捨ててしまう(実は射撃の腕は超一流)。自分の肉体だけで向かってくる敵と対決しようとする心意気は男らしいし、元々荷物になるような武器を持たなくても、その場にあったボールペンや冊子を丸めて、とっさに武器として扱い、次々と襲ってくる敵と対峙するなど、命懸けで戦っている最中でも非常に勿体ない精神に溢れたエコ重視の珍しいアクション・ヒーローだ。公共物を次々と破壊してしまうヒーローは是非見習って欲しい。
ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)は、重度の記憶喪失のおかげで、まるで自分自身が何者なのかサッパリわかっていないが、次々と暗殺者や挙げ句の果てに警察やCIAにまで追いかけられてしまう。俺は果たして一体何者なのかと自問自答を繰り返し、自分探しのために戦うボーン・シリーズ1作目のボーン・アイデンティのストーリー紹介を簡単に
フランスのマルセイユ沖の海にて瀕死の状態で発見された男は、全く記憶を失っており、体に埋め込まれたマイクロカプセルを唯一の手掛かりにスイスのチューリッヒ銀行へ向かう。
スイスに到着して夜の公園で寝ていると、警官から職務質問される。しかし、自分でも驚くぐらいの格闘能力を反射的に発揮しその場を逃げる。そしてチューリッヒ銀行に向かい、貸し金庫を開けると吃驚仰天。ジェイソン・ボーンと署名されたパスポートや、他に偽造パスポート数種類。多額の札束、そして拳銃が入っていた。益々、俺は一体何者かと悩むボーン(マット・デイモン)。
しかし、充分に悩む間もなく警官に追われるが、その場を逃亡するために偶然居合わせたドイツ人女性のマリー(フランカ・ポテンテ)にナンパしたフリをして近づき、車のアッシーにして自分の現住所と思われるパリへ向かうが、どこまで行っても何故か自分の命が狙われる・・・
実はジェイソン・ボーン(マット・デイモン)の正体は要人暗殺計画(トレッドストーン計画)のために、CIAが国家予算の3000万ドルを費やして育て上げた工作員イコール暗殺者。もしも日本において民主党政権が続けば、間違いなく事業仕分けの削減対象になっていたような予算の使い道だ。
しかし、ジェイソン・ボーンは真の暗殺者になれるほどの非情さを持ち合わせることが出来なかったどころか、とにかく本当に良い奴だ。ついつい危な目に巻き込んでしまったドイツ人女性マリーに申し訳ないとばかりに気前良く札束を渡すシーンなんかは嫌味に写るどころか、誠実な人間に見えてしまうのはなぜだろう?
記憶を失ってしまった男の悲しみが心に響き、逃げてばかりいたのでは解決できねぇ~と逆に反撃に討って出るシーンなどは男の覚悟が表われていて、最終決着に臨む男の格好良さが滲み出ている。
次々と襲ってくる殺し屋との対決は抜群に面白く、カーチェイスシーンも見どころだ。そして終わり方も良いな~と思わせるし、その直後のエンディング曲が素晴らしいので観終わった後もしばらく音楽を聞きながら余韻に浸れる。
既に観ている人が多いと思うが、ヨーロッパ中を舞台にして飛び回るから何と無く旅行した気分になるし、悪役が今観れば豪華キャストだったり、『逃げて、逃がして、追いかける』とても忙しいアクションヒーローの行動が何回見ても楽しめる。実はボーン・レガシーを、未だ観ていない俺のような人も復習の意味で観るのも良いかも
監督はダグ・リーマン。後に夫婦となるブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー競演のMr.&Mrs. スミスはノーテンキなアクション映画を好む人にはお勧め。
主演のジェイソン・ボーンを演じるのはマット・デイモン。感動するといえばガス・ヴァンサント監督のグッド・ウィル・ハンティング/旅立ちがお勧め。軍事アクショングリーン・ゾーン、クリント・イーストウッド監督のとにかく悲しみから癒されるヒア・アフターがお勧め。
ボーンと一緒に逃げまくる女性マリーに今や国際的に活躍するフランカ・ポテンテ。この人のお勧めは、とにかく走りまくっている印象ばかり残っているラン・ローラ・ランがお勧め。
ボーンを抹殺しようと必死になるCIAのえらいさんにクリス・クーパー。登場した瞬間に悪役だとわかってしまう俳優。サム・メンデス監督のアメリカン・ビューティー、実話を基にしたスパイ事件を描いたアメリカを売った男が個人的にお勧めしたい。
他に殺し屋スナイパーでクライヴ・オーウェンが出演しています。スパイク・リー監督のクライム映画インサイド・マン、トム・ティクヴァ監督のアクション映画ザ・バンク 堕ちた巨像、ロバート・アルトマン監督の群集劇ゴスフォード・パーク、モニカ・ベルッチ姐さんと競演の珍作シューテム・アップ、そしてちょっと素っ頓狂な世界と驚愕な撮影テクニックを観ることができるトゥモロー・ワールド等、お勧め作品が多数あることに今、気付きました
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そんな悲壮感が漂いながらも超人的な大活躍するジェイソン・ボーンのキャラクター設定だが、やたら物忘れが激しいのが欠点だが、体に染み付いた格闘能力は抜群で、英語は当たり前だがフランス語、ドイツ語などは完璧に読み書き、話すこともできる。
そして危険察知能力が抜群で頭が良い。その能力はもはや人間技ではなくて、まるで神をも凌駕してしまったかのようなレベル。とにかく追いかけられても危険察知能力に裏づけされた逃げ足が速い。
ついでにこの男の格闘能力について述べると、極力銃は使わずに、銃を手にしても直ぐに捨ててしまう(実は射撃の腕は超一流)。自分の肉体だけで向かってくる敵と対決しようとする心意気は男らしいし、元々荷物になるような武器を持たなくても、その場にあったボールペンや冊子を丸めて、とっさに武器として扱い、次々と襲ってくる敵と対峙するなど、命懸けで戦っている最中でも非常に勿体ない精神に溢れたエコ重視の珍しいアクション・ヒーローだ。公共物を次々と破壊してしまうヒーローは是非見習って欲しい。
ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)は、重度の記憶喪失のおかげで、まるで自分自身が何者なのかサッパリわかっていないが、次々と暗殺者や挙げ句の果てに警察やCIAにまで追いかけられてしまう。俺は果たして一体何者なのかと自問自答を繰り返し、自分探しのために戦うボーン・シリーズ1作目のボーン・アイデンティのストーリー紹介を簡単に
フランスのマルセイユ沖の海にて瀕死の状態で発見された男は、全く記憶を失っており、体に埋め込まれたマイクロカプセルを唯一の手掛かりにスイスのチューリッヒ銀行へ向かう。
スイスに到着して夜の公園で寝ていると、警官から職務質問される。しかし、自分でも驚くぐらいの格闘能力を反射的に発揮しその場を逃げる。そしてチューリッヒ銀行に向かい、貸し金庫を開けると吃驚仰天。ジェイソン・ボーンと署名されたパスポートや、他に偽造パスポート数種類。多額の札束、そして拳銃が入っていた。益々、俺は一体何者かと悩むボーン(マット・デイモン)。
しかし、充分に悩む間もなく警官に追われるが、その場を逃亡するために偶然居合わせたドイツ人女性のマリー(フランカ・ポテンテ)にナンパしたフリをして近づき、車のアッシーにして自分の現住所と思われるパリへ向かうが、どこまで行っても何故か自分の命が狙われる・・・
実はジェイソン・ボーン(マット・デイモン)の正体は要人暗殺計画(トレッドストーン計画)のために、CIAが国家予算の3000万ドルを費やして育て上げた工作員イコール暗殺者。もしも日本において民主党政権が続けば、間違いなく事業仕分けの削減対象になっていたような予算の使い道だ。
しかし、ジェイソン・ボーンは真の暗殺者になれるほどの非情さを持ち合わせることが出来なかったどころか、とにかく本当に良い奴だ。ついつい危な目に巻き込んでしまったドイツ人女性マリーに申し訳ないとばかりに気前良く札束を渡すシーンなんかは嫌味に写るどころか、誠実な人間に見えてしまうのはなぜだろう?
記憶を失ってしまった男の悲しみが心に響き、逃げてばかりいたのでは解決できねぇ~と逆に反撃に討って出るシーンなどは男の覚悟が表われていて、最終決着に臨む男の格好良さが滲み出ている。
次々と襲ってくる殺し屋との対決は抜群に面白く、カーチェイスシーンも見どころだ。そして終わり方も良いな~と思わせるし、その直後のエンディング曲が素晴らしいので観終わった後もしばらく音楽を聞きながら余韻に浸れる。
既に観ている人が多いと思うが、ヨーロッパ中を舞台にして飛び回るから何と無く旅行した気分になるし、悪役が今観れば豪華キャストだったり、『逃げて、逃がして、追いかける』とても忙しいアクションヒーローの行動が何回見ても楽しめる。実はボーン・レガシーを、未だ観ていない俺のような人も復習の意味で観るのも良いかも
ボーン・アイデンティティー [DVD] | |
マット・デイモン,フランカ・ポテンテ,クリス・クーパー,クライヴ・オーウェン | |
ジェネオン・ユニバーサル |
ボーン・アイデンティティー [Blu-ray] | |
マット・デイモン,フランカ・ポテンテ,クリス・クーパー,クライヴ・オーウェン | |
ジェネオン・ユニバーサル |
監督はダグ・リーマン。後に夫婦となるブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー競演のMr.&Mrs. スミスはノーテンキなアクション映画を好む人にはお勧め。
主演のジェイソン・ボーンを演じるのはマット・デイモン。感動するといえばガス・ヴァンサント監督のグッド・ウィル・ハンティング/旅立ちがお勧め。軍事アクショングリーン・ゾーン、クリント・イーストウッド監督のとにかく悲しみから癒されるヒア・アフターがお勧め。
ボーンと一緒に逃げまくる女性マリーに今や国際的に活躍するフランカ・ポテンテ。この人のお勧めは、とにかく走りまくっている印象ばかり残っているラン・ローラ・ランがお勧め。
ボーンを抹殺しようと必死になるCIAのえらいさんにクリス・クーパー。登場した瞬間に悪役だとわかってしまう俳優。サム・メンデス監督のアメリカン・ビューティー、実話を基にしたスパイ事件を描いたアメリカを売った男が個人的にお勧めしたい。
他に殺し屋スナイパーでクライヴ・オーウェンが出演しています。スパイク・リー監督のクライム映画インサイド・マン、トム・ティクヴァ監督のアクション映画ザ・バンク 堕ちた巨像、ロバート・アルトマン監督の群集劇ゴスフォード・パーク、モニカ・ベルッチ姐さんと競演の珍作シューテム・アップ、そしてちょっと素っ頓狂な世界と驚愕な撮影テクニックを観ることができるトゥモロー・ワールド等、お勧め作品が多数あることに今、気付きました
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うちも、見習います(*´ー`*)
また、楽しみしとりやす♪
絶対、見ます!!!
でも、いつになるやら…
レンタルは苦手で…