褒めまくる映画伝道師のブログ

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映画 ラン・ローラ・ラン(1998) とにかく走れ!

2011年07月21日 | 映画(ら行)
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 今までちょっと変わった映画を観たいと言う人のためにファニー・ゲームという映画をお勧めしてしまい、ドン引きされてしまうことがあった。しかし今後は今回紹介する映画のラン・ローラ・ランをお勧めしておけば間違いない確かに不快感しか残らないような映画をお勧めするより、テンポが良くて、ノリが良くて、音楽が良くて、ちょっぴり笑えて意外性がある映画ならどんな人が観ても楽しめる。

 ある女の子がピンチに陥った愛する彼をそれこそ愛の力で助けようとするストーリーは、よく考えたら珍しくも無いし、それどころかものすごく普通な話。そんな普通な話でも才能のある監督が撮るとこんなに面白い映画になるのかと驚いた
 そんな素晴らしい才能に恵まれた監督とはトム・ティクヴァ確かに彼の監督作品はケイト・ブランシェットが丸坊主になるほどの気合いの入った演技を魅せたヘヴン、衝撃的シーンが用意されている猟奇サスペンスパフューム ある人殺しの物語、そしてリアリティ抜群で非常にアクションシーンがよく出来たザ・バンク 堕ちた虚像など鬼才と呼ばれるに相応しい作品を連発している。
 しかし、個人的には彼の最高傑作だと思うラン・ローラ・ランを紹介します

ラン・ローラ・ラン [DVD]
フランカ・ポテンテ,モーリッツ・ブライプトロイ,ヘルベルト・クナウプ
ポニーキャニオン


 午前11時40分、赤毛の女の子ローラ(フランカ・ポテンテ)の元に電話が鳴る。相手は恋人のマニ(モーリッツ・ブライプトロイ)。
 マニ(ブライプトロイ)は裏金の運び屋をしていたのだが、10万マルクという大金を電車の中に置き忘れ、更にその大金をホームレスのおじさんに奪われてしまう。このまま10万マルクを用意できなければ組織のボスから抹殺されそうだすっかり冷静さを無くしてしまった彼は思わずローラ(ポテンテ)に電話をしてしまい現在起こっている窮状を話す。そして更に12時までに10万マルクをローラ(ポテンテ)が用意できなければ、スーパーに強盗に押し入ると言い出してしまった

 急にマニ(ブライプトロイ)から頼られても、ローラ(ポテンテ)は10万マルクという大金を集めようがなかったのだが・・・ローラ(ポテンテ)は愛するマニ(ブライプトロイ)のために、わずか20分間で10万マルクをかき集めてマニ(ブライプトロイ)に無事に手渡そうとベルリン中を走りまくるが・・・予想外の展開、結末は映画を観てください



 よく考えてみれば、どうしてこんなダメ男のためにこれだけ走らないといけないのか?と思ったりするが。そういう意味では究極の恋愛映画としても楽しめます。かつてライフ・オブ・デビッド・ゲイルという映画であのタイタニックで有名なケイト・ウィンスレットが太った体でけっこう長い距離を走るシーンを見て、思わずもう少しダイエットしてから走るシーンに備えろとツッコンでしまった記憶があるが、今回のフランカ・ポテンテは細身で、走りっぷりは見応えという点で合格点です。

 ちなみにフランカ・ポテンテは、ボーン・シリーズでマット・デイモンの恋人役を演じ、さらにベニチオ・デル・トロ主演のチェ 28歳の革命/39歳の別れの手紙にも出演するなどすっかり大活躍の女優さん。
 恋人役のモーリッツ・ブライプトロイは、見た目も印象的でノッキン・オン・ヘブンズ・ドアエスの主役などこの人も大活躍している俳優さんです

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