褒めまくる映画伝道師のブログ

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映画 奇人たちの晩餐会(1998) 大笑いできますが・・・

2013年07月28日 | 映画(か行)
 去年のサッカーの日本対フランスの対戦で日本が勝ったのだが、その時にフランスの番組でGK川島選手の腕が4本ある合成写真を流し、番組の司会者が『原発の影響ではないか?』と発言したことに対し、日本の有名人たちなどが抗議声明を出した。しかし、俺にすれば『あ~あ、やっぱりフランス人だから仕方ね~よな』ぐらいの感覚。
 なぜならば今回紹介するフランス映画のコメディである奇人たちの晩餐会を観れば、その理由がよくわかる。本作のようなコメディをシュールと言うのか、どうか俺にはよくわからないがとりあえず簡単にストーリーの紹介を

 パリの高級マンションに住んでいるピエール(ティエリー・レルミット)は、毎週1回友人達を集めてパーティーをしている。しかし、そのパーティーの内容だが、各々がこれは!と思う馬鹿を連れて来て、馬鹿中の馬鹿のナンバーワンを決定すること。
 ピエール(ティエリー・レルミット)は、今回こそはとスーパー馬鹿を見つけだそうと、あらゆる情報網を駆使して探し出そうとするのだが・・・スーパー馬鹿が居た~それはいつもマッチ棒(マッチ棒使用数34万以上、使った糊の本数30本以上)で模型を作っているパリの官庁に勤めるピニョン(ジャック・ヴィルレ)。
 しかし、ピエール(ティエリー・レルミット)はぎっくり腰を起こしてしまい、しかも奥さんには逃げられてしまう。パーティーを仕方なく欠席しようとするのだが、自宅にピニョン(ジャック・ヴィルレ)がやって来て、その想像以上の馬鹿っぷりにピエール(ティエリー・レルミット)は振り回されることになるのだが・・・

 ストーリーの説明中に我ながら嫌になるぐらい何回も馬鹿という言葉を使っているが、実際の映画の中でも馬鹿という台詞が何回も出てくる。さすがにこれだけ馬鹿という言葉を連発されると怒りが込みあがってくる、と言うのは嘘。
 実は俺自身がドッカン、ドッカンの大爆笑の連続。今まで観た映画の中でも最も笑えた映画のナンバーワン候補と言っても過言ではない。はっきり言って、他人を馬鹿にしたようなモラル最低級の映画。果たしてこんな映画で腹を抱えるほど大笑いしていた俺は人間としてどうなのか?今頃自問自答しているところだ。
 しかし、スーパー馬鹿ピニョンを演じるジャック・ヴィルレが、相当良い味を出しているのも大きな要因としてあると思うのだが。

 フランスのコメディ映画は人権コードに引っ掛かってもおかしくない作品が割にある。ちょっと昔のフランス映画でまぼろしの市街戦と言う反戦をテーマにした映画もあったが、この映画も相当やばい。確かに笑える映画としてはお勧めだが。
 めったにフランスのコメディ映画を観ない人、俺のモラルの度合いの低さを確認したい人、とりあえずモラルの良し悪しを度外視して笑える映画が観たい人には奇人たちの晩餐会はお勧めだ

奇人たちの晩餐会 リマスター版 [DVD]
フランシス・ヴェベール
パンド


 ちなみに監督はフランシス・ヴェベール。この人のお勧め作品は、ダニエル・オートゥイユ、ジェラール・ドパルデューというフランスの二大スター競演のメルシィ!人生がお勧め。しかし、この映画も相当人権的にどうかと思います

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