褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 ティアーズ・オブ・ザ・サン(2003) アメリカの軍隊が好きになります

2013年07月07日 | 映画(た行)
 どうもテレビなどを観ていて思うのだが、イスラム教に対してかなりの偏向報道がなされているように思う。確かにイスラム原理主義者の行動は理解し難いものがあるが、どうもイスラム教社会の世界がテロリストばかり報道されるのが非常に不満だ。個人的には何かと束縛されているような気がするが、教義に従って無利子で経営しているお金に綺麗なイスラム銀行のイメージが強い、と言うかキリスト教の方が歴史的に考えると、たくさん争いごとで人を殺してるじゃね~か

 さて、俺にはイスラム教徒を極悪に非道に描き、アメリカ軍を大絶賛しているようにしか見えない映画が今回紹介するティアーズ・オブ・ザ・サン。あまりにもハッキリした勧善懲悪振りが笑える映画だ

 アフリカ、ナイジェリアの内乱を背景にした軍事アクションのストーリーとは如何なるものか?
 ナイジェリアにおいて、親米キリスト教徒反米イスラム教徒の対立が勃発し、反米イスラム教徒側が政権を握りキリスト教徒の人間をを次々に殺戮中。そんな中で米国政府は現地のアメリカ人を救出するために、ある作戦の指令をアメリカ海軍特殊部隊(ネイビーシールズ)のウォーター大尉(ブルース・ウィリス)に出す。
 それは戦地に残っている女性医のリーナ(モニカ・ベルッチ)を救出せよ!任務終了後で疲れていたウォーター大尉(ウィルス)とその部下達だったが、それなら数時間で終了する簡単な任務だと引き受け、ちょっと一休みした後にリーナ(ベルッチ)の救出作戦に向かうのだが、あまりにものリーナ(ベルッチ)の我が儘さのお陰でウォーター大尉(ウィリス)達は、まるで地獄の戦場に叩き落される・・・

 たった1人だけモニカ・ベルッチ姐さんをヘリコプターに乗せれば任務完了なのに、ベルッチ姐さんの『ここに居る人を全員助けてあげて』と至極真っ当な意見を言われて、ジャングルの奥地を長距離で移動することになってしまい、しかも後方からイスラム教徒側の300人を超える軍隊が、オリンピック選手並みの速さで追いかけてくる。

 俺がブログでアップする映画は、本当にお勧めの映画だけ。実はこの映画はクライマックスの戦闘シーンが本当に凄いと言う理由だけでお勧めだ。約7名のアメリカ軍が70名の人間を救出するために、次から次へと繰り出してくるイスラム教徒の300名を超える鬼畜兵に立ち向かっていく。たった1人を助ければ良かった筈なのに、『なんで俺たちがこんな目に遭わなきゃならないんだ』なんて愚痴をこぼす奴なんか、アメリカ軍には1人も居ない。日頃愚痴だらけの俺なんかは、誇り高きアメリカ兵の姿を見て反省しきりだ。
 本当に頭上すれすれを飛び交う銃弾の雨あられ。しかもその最中はモニカ・ベルッチ姐さんはワ~、ワ~騒ぐだけ。全く割に合わない目に遭わされたアメリカ兵達だが、結局その元凶となったモニカ・ベルッチ姐さんの謝罪の言葉が最後まで一つも無かったのには驚いた。

 それにしても俺には理解できないシーンがあった。とにかく今までの軍隊人生を任務を遂行することのみに生きがいを感じていたブルース・ウィリスが原住民の人達をそのまま残し、モニカ・ベルッチ姐さんだけをヘリコプターに乗せて帰ろうとするシーンがあるのだが、何を急に心変わりしたのかそのまま折り返し、原住民の元に戻ってくる。俺には思い当たる適当な理由が、モニカ・ベルッチ姐さんのでかい胸の谷間ぐらいしか思い浮かばなかったのだが

 アメリカにとって悪夢の9.11同時多発テロの後に公開された映画だと考えればそんなショックを吹き飛ばすための映画だったのかと考え込んだりもしてしまうが、基本的にはアメリカが大好きな人が楽しめる映画、そしてブルース・ウィリスが相変わらず渋くて格好良いので、もちろん彼のファンが観ても大いに楽しめる。細かいツッコミどころを気にしなければ単純に楽しめるティアーズ・オブ・サンは決して飽きさせないし、単純な映画が好きな人にはお勧めだ

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 監督はアントワーン・フークア。最新作のエンド・オブ・ホワイトハウスが絶賛公開中?のようにアクション映画を撮るイメージがあります。デンゼル・ワシントン主演のトレーニング・デイ、クライヴ・オーウェン、キーラ・ナイトレイ主演のキング・アーサー、マーク・ウォルバーグ主演の1人では役に立たない狙撃手ザ・シューター/極大射程・・・実は個人的にどれも大して面白いとは思わないのだがけっこうトンデモな展開を見せる映画を撮ります。

 主演は今さら説明の要らない大スターブルース・ウィリスダイ・ハードの大ヒットで一躍大スターとなった彼はタフガイ・スター。とりあえず今回はヨボヨボのブルース・ウィリスが見る事ができる16ブロックをお勧めに挙げておこう。

 本当に迷惑ばかりかけていた女医のリーナ役がイタリアの宝石と呼ばれたモニカ・ベルッチ。個人的にはメチャクチャ大好きな女優さんで ベルッチ姐さんと個人的には呼んでいる。どこが良いかと言えば、とにかく胸がでかい
 この人のお勧めはジュゼッペ・トルナトーレ監督のマレーナが超良い。他に時系列逆バージョン映画のアレックスは珍作だが、彼女の魅力は堪能できる。他にジーン・ハックマン、モーガン・フリーマン競演のアンダー・サスピション、テリー・ギリアム監督、マット・デイモン、ヒース・レジャー競演のブラザース・グリム、メル・ギブソン監督の気合いの残虐映画パッション、旦那のヴァンサン・カッセル競演のドーベルマン等、意外にお勧め作品が多くあった。

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