褒めまくる映画伝道師のブログ

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映画 ガンジー(1982) 伝記映画としては、一級品

2009年06月19日 | 映画(か行)
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 インド独立の父と呼ばれたガンジーの青年時代から死ぬまでを描いたこの作品は、伝記映画と呼ばれるジャンルがあるならば、そのジャンルでは最も素晴らしい映画だといえる
 実在の人物を映画はたくさんあるけれど、この映画ほど色々な事を教えてくれる映画は無いね
 しかし、この映画を観ると改めて日本という国は平和なんだと思うとにかく非暴力主義を唱えたガンジーの生き様を描いたその名もずばりガンジーを紹介しよう
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 監督はチャールズ・チャップリンを描いたチャーリー南アフリカ共和国アパルトヘイト政策を非難した映画遠い夜明けを監督したリチャード・アッテンボロー・・・俳優としても大脱走、ジュラシックパークに出演しています


 冒頭若きガンジー(ベン・キングズレー)は弁護士として、イギリスの植民地である南アフリカ共和国で、一等車に乗っていたが当時有色人種差別が盛んに唱えられていた南アフリカ共和国は、彼は列車の中で三等車に乗るように車掌から言われるが、それを拒んだガンジー(キングズレー)は、次の駅で叩きのめされる

 しかし、ガンジー(キングズレー)は有色人種反対主義の南アフリカにおいて、彼は有色人種として、白人に非暴力で戦うその事はイギリスやインドで評判を呼び、彼がインドに戻った頃、その頃インドではガンジー(キングズレー)は英雄扱いだった

 早速インドの政治家や大物たちと出会うガンジー(キングズレー)だが、彼はインド中を旅をする
 しかし、そこで彼が見たインドとは・・・
 まさにイギリス兵により弾劾を受ける人々、そして貧しい人々
 この状況を見て彼は、イギリスからのインド独立を目指すようになる
 彼の主義は徹底した非暴力主義
 ガンジーは言う暴力によって、国を支配している人物は今までも居たが、みんな滅んでいく
 武器を持たないで、インドは独立できるのか
 ある日、インド人の集会でインド独立の主義をスローガンとして叫んでいるリーダーが居たが、そこでイギリス軍はついにその集会を蹴散らすかの如く、銃を乱射する
 しかし、その対応に怒ったインド人たちは各地で暴動を起こす
 その時、非暴力主義を唱えるガンジー(キングズレー)は、断食を行う
 やがて、暴動も収まりついに第二次世界大戦後にインドは独立を果たすが、インドは、実は宗教に関しては他民族国家
 悲しい現実としてインド独立の後に、インドはインド(ヒンズー教主体)とパキスタン(イスラム教主体)に別れてしまう
 正直この事はガンジーが望む独立の国家ではなかったと思う。
 そしてインド人(ヒンズー教)パキスタン人(イスラム教)が、国境を境に闘争が起こる
 ヒンズー教とイスラム教の宗教戦争に心を痛めたガンジーは、再び断食に入る
 しかし、今や体の衰えが目立つガンジー(キングズレー)だが、彼はパキスタンへ向かおうとするしかし、彼は・・・ヒンズー教極右派の人物に襲われ殺される

 ガンジーが、徹底して非暴力イギリスに立ち向かう姿は感動的であり、暴力からは決して平和は来ないという事がわかるね
 しかし、インドという国は非常に多種の宗教が混ざった国であった事が、非暴力主義を貫いたガンジーの理想とする国家が出来たかと言うと残念ながら彼の理想とする国にインドはならなかったというのが本当のところだろう
 現在を観てみると、インドは内乱が多いしかも、主にヒンズー教を主体とする国だが、そこにはまだイスラム教、仏教、シーク教等、たくさんの宗派が居て宗教争いが後を絶たない
 しかも、インドは国内だけでなく相変わらずパキスタンとは、仲が険悪
 カシミール地方を巡る印パ戦争、あるいはパキスタン人によるインド国会議事堂を襲うテロなど、非常に緊迫した状況だ
 僕たち日本人は、北朝鮮のミサイル実験に怯えているが、インドパキスタンでは、実は両国ともに核保有国
 この2国間の緊張感といえば、実はもっと世界的な目で見ると実は北朝鮮のミサイル実験などより(確かにこの問題も日本人の僕も無関心ではないが)も、実は核戦争がいつ起こっても不思議ではないこの状況は恐ろしい
 今でもガンジーが残した功績の大きさは、この映画を観ればわかる
 しかし、今のインドが、果たしてガンジーが、求めていた国家だろうか
 しかし非暴力主義によって、インド独立を勝ち得たガンジーの功績は大きいのは、間違いない
 
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