グリム童話が、ドイツのヤーコブ・グリムと
ヴィルヘルム・グリムの兄弟によって
編纂されてから200年になります。
それを記念して、ドイツから豪華コインシートが発行されました。
これは、グリム兄弟をデザインした10ユーロ記念コインと、
グリム童話200年記念の切手10枚のフルシートに
ベルリン局初日印を押印したA4の解説付き台紙です。
記念印は、ベルリン局の初日印が押印されています。
こちらは、裏面です。
(A4の郵趣品ですと、整理するのに困ることがあります。
Ltterサイズのリーフを使っている私は、
A4リーフに変えなければ、郵趣品を貼り込めません。厄介です。)
記念切手のMCもあります。
記念切手には、「長靴をはいたねこ」「シンデレラ」
「ブレーメンの音楽隊」「ホレおばさん」「かえるの王様」が
シルエットで描かれています。
記念印の日付は、2012年6月23日。
消印は、グリム兄弟の生まれた街にある
ハーナウ局の印です。
消印の模様は、グリム童話 第1巻(第2版)タイトルページの
口絵「兄と妹」から採られています。
これが、その口絵です。
泉の水をのんでしまい、鹿になった兄と、
靴下止めをほどいて、兄と自分を結び合わせた
妹を描いています。
グリム童話は、ほんとうは、怖いお話だそうですが、
現代の世でも、実の親が、子を殺してしまう事件が報道されたりします。
あぁ、グリム童話に似ているなぁと、思うことがよくあります。