明るく楽しい日々を願って。

毎日の平凡な出来事を、日記のように綴ります。趣味の切手も時々アップします。
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本 『ツバキ文具店』を読む

2017年02月01日 | Weblog

 

この間、ふと立ち寄った本屋さんで

『ツバキ文具店』という本がが目につきました。

     

ぱらぱらと内容を見ると、鎌倉の地図がありました。

     

レストランやコーヒー店など食べ物屋さんの地図です。

おもしろそう。

早速、買いました。

これらのお店は実在しているそうです。

行ってみたい。

 

この本の主人公は、雨宮鳩子。

二十代の女子で一人暮らし。

鎌倉の山の方にある鎌倉宮の近くに

文具店兼代書屋を開業しています。

 

祖母がら引き継いだお店は、

古い一戸建て。

入口に大きな藪椿の木が立っています。

 

このお店に、いろいろな人が手紙の代書を

頼みに来ます。

自分では重たくて書けない手紙を書いてもらうのです。

お悔やみの手紙、

離婚のお知らせの手紙、

別な人と幸せに暮らしている初恋の人に出す手紙、

借金依頼のお断り状、

大親友だった友達に送る絶縁状などなど。

 

手紙の紙にも凝っています。

なんと羊皮紙まで出てくる。

 

筆記法具にも気を遣う。

昔、流行ったガラスペンや、

外国製の古いインク。

 

封筒や、切手にも気を使います。

なんと、横須賀線に乗って

東京まで「切手狩り」に出かけるのです。

 

祖母から譲られた古いインクや筆記用具、

便箋や封筒、古い切手などなどが揃っているのです。

 

私も、このお店が実在しているのなら、

代書を頼みたい。

実は、気になっている手紙を頂いたのですが、

返事を出せないでいます。

ある地方都市に転勤した時に、

お茶のお稽古に通いました。

その時に、ご一緒した美しい方が亡くなったのです。

ご主人から慟哭のお手紙と写真が届きました。

まだまだお若い人でした。

このお手紙のご返事がどうしても書けないでいるのです。

ずっと気になっています。

 

私は、お手紙をパソコンで書いてしまいます。

年賀状などは、宛名までパソコンで書きます。

たまには、お手紙を綺麗な便箋に書いてみたいと

思いました。

 

切手や手紙がお好きな方、

ほっと、一息つきたい方、

鎌倉が好きな方に

一読をお勧めします。

 

 

 

 

 

 


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