明るく楽しい日々を願って。

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源氏物語『東屋』を読む

2012年06月05日 | Weblog

今日は、「源氏物語を読む会」がありました。

横浜中央図書館に集まって、「源氏」を読んで16年、

宇治十帖の『東屋』にたどり着きました。

 

丁度、切手になったこの場面を読みました。

     

こちらは、平成20年に発行された『源氏物語一千年紀』の切手の

マキシマムカードです。

カードは自作です。

国宝源氏物語絵巻の内『東屋』の図をお借りしました。

自分用に作成しました。

 

     

こちらは『よみがえる源氏物語絵巻』から図をお借りしました。

源氏物語の原作を読むと、

こちらの復元絵巻で、国宝源氏物語絵巻が、

原作に忠実に描かれていることが判ります。

 

元の原画は色合いが剥落したり、

濁ったりしてしまい、

原作の意味が解らなくなっています。

 

この絵図は、宇治の中の君が、

洗髪をしている間に、

あの匂宮がやってきて、見慣れない浮舟を見つけ、

中の君の妹と知らずに、しつっこく言い寄るのです。

浮舟の乳母が、もの凄い形相で睨めつけますが、

匂宮は、ものともせず浮舟に寄り添うのです。

(ほんとうに、しつっこくて、嫌な宮様です。)

 

丁度、内裏から匂宮の母である中宮がお病気だという

知らせがあり、匂宮は宮中へ向かいます。

すんでのところで、難を逃れた浮舟は、

姉の中の君に慰められ、

右近(侍女)に詞書きを読ませて、

物語絵を見ています。

 

中の君は洗髪が終わって、上着を着ていません。

白い袿姿で、女房(侍女)に髪の手入れをさせています。

長い髪を洗うのには、良い日を占って、大掛かりで洗髪します。

午前10時から洗い始めて、午後10時に洗い終わることも

あったそうです。

 

浮舟は、宇治の大君にそっくりで、美しくろうたげで、

可愛らしい人です。ふっくらと可愛らしく描かれていますね。

 

ーこれからの、浮舟の運命や如何に。ー

 

宇治十帖は、とても面白いです。

 

源氏物語全巻を読み終わるのに

あと、2,3年はかかると思いますが

頑張りたいと思います。

 

「源氏物語を読む会」の皆様のおかげで、

読み通しています。

個人的に読んでいたら、

途中でダウンしていたと思います。

皆様、ありがとうございます。

 

 

 


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