明るく楽しい日々を願って。

毎日の平凡な出来事を、日記のように綴ります。趣味の切手も時々アップします。
どうぞ宜しく・・・。

漢詩

2009年12月12日 | Weblog
今日は、11月半ばの暖かい気候になりました。

主婦の方々と「漢詩」を読む会がありました。
王維(おうい)と高適(こうせき)の詩、数編を読みました。
「君に勧む更に尽くせ一杯の酒」(王維)とか、
「高陽の一酒徒」(高適)とか、
お酒の歌が良く出てきます。

お酒の飲めない私は、儒家より一酒徒の方が立派だという
詩には抵抗感があります。
何故?と思います。

先生の仰いますのは、当時、前唐の時代には、酒は高級な
飲み物でしたから、それを飲める者は限られていたのだ
そうです。よって酒徒は大したものだったそうです。

李白もお酒をのんでいて、天子が呼んでも行かなかった
という逸話もあります。

現代では、通じませんね。
即刻、クビです。

漢詩は、中国の文学でありながら、
日本人の心に入って、慣用句や警句、
文学の中に引用されています。

        


漢字は滅びるという説があります。
私の学生時代にも、そのような説が流れました。

あれから50数年、漢字は、滅んではいません。
同音異語が多い日本語は、漢字の表意文字は
便利です。

外来語が多くなった昨今、漢字の運命はどうなるか
分かりませんが、当分、滅びないと思います。



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