今日も暑い一日でした。
お散歩に出ましたら、
ヤブカンゾウの花が、元気に咲いていました。
ヤブカンゾウは、私のふるさとでは、
ホケキョの花と言っていました。
うぐいすが鳴く頃、新芽を出して
それを食用にしたからでしょうか。
この花を、さっと茹でて干したものを、
中華料理では、金針菜といって食用にします。
茶色で、見た目はゼンマイのようですが、
水に戻しすと、かすかに橙色が戻ります。
それを、炒め物や和え物にして戴きます。
ほうれん草の20倍もの鉄分を含むそうです。
東京に転勤した時に、
李先生という、元満州貴族の女性の先生に
お料理を学びました。
金針菜を、その時、初めて知りました。
中国では、藤の花のジャムや、金木犀の砂糖漬を
お料理に使います。
綺麗な花も、鑑賞するだけではなく、食用にもする
という事を学びました。
そういえば、日本でも「さくら餅」とか
「よもぎ団子」がありますね。
あぁ。
葛飾柴又の寅さんの草だんごが、
急に食べたくなりました。