明るく楽しい日々を願って。

毎日の平凡な出来事を、日記のように綴ります。趣味の切手も時々アップします。
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漱石の愚陀仏庵が崩れた

2010年07月12日 | Weblog

今日は、曇り後雨、時々晴れの複雑なお天気でした。

 

四国松山では、豪雨が降って、

漱石と子規が住んでいた愚陀仏庵が、

裏山が崩れて崩壊したそうです。

 

     

愚陀仏庵の写真です。

写真は、愚陀仏庵ホームページからお借りしました。

 

     

愚陀仏庵が、このように全壊してしまいました。

 

愚陀仏庵は、夏目漱石が英語教師として

松山中学に赴任した際、

下宿していた上野家の離れを復元したものす。

正岡子規が療養のために居候し、

1階に子規、2階に漱石が住み、52日間、居を共にしました。

小説「坊ちゃん」はここで過した教師生活の体験を元に書かれました。

 

平成21年9月1日に発行されたふるさと切手に

愚陀仏庵がありました。

 

     

漱石が、子規が東京に出立する時に、

詠んだ送別の俳句が書かれています。

 

送子規

御立ちやるか

御立ちやれ新酒

菊の花

 

(子規を送る。

 出発するのですか。

 出発なさい。新酒でお祝いしましょう。

 菊の花が咲いています。)

 

下手な訳を付けました。

 

私は、道後温泉へ行き、子規会館へは行きましたが

残念ながら、愚陀仏庵へは行きませんでした。

 

復興されたら、是非行ってみたいのですが…。