今日は、曇り後雨、時々晴れの複雑なお天気でした。
四国松山では、豪雨が降って、
漱石と子規が住んでいた愚陀仏庵が、
裏山が崩れて崩壊したそうです。
愚陀仏庵の写真です。
写真は、愚陀仏庵ホームページからお借りしました。
愚陀仏庵が、このように全壊してしまいました。
愚陀仏庵は、夏目漱石が英語教師として
松山中学に赴任した際、
下宿していた上野家の離れを復元したものす。
正岡子規が療養のために居候し、
1階に子規、2階に漱石が住み、52日間、居を共にしました。
小説「坊ちゃん」はここで過した教師生活の体験を元に書かれました。
平成21年9月1日に発行されたふるさと切手に
愚陀仏庵がありました。
漱石が、子規が東京に出立する時に、
詠んだ送別の俳句が書かれています。
送子規
御立ちやるか
御立ちやれ新酒
菊の花
(子規を送る。
出発するのですか。
出発なさい。新酒でお祝いしましょう。
菊の花が咲いています。)
下手な訳を付けました。
私は、道後温泉へ行き、子規会館へは行きましたが
残念ながら、愚陀仏庵へは行きませんでした。
復興されたら、是非行ってみたいのですが…。