goo blog サービス終了のお知らせ 

頭の中は魑魅魍魎

いつの間にやらブックレビューばかり

『キュレーターの殺人』M・W・クレイヴン

2022-12-01 | books
切断された指が3人分あちこちで発見される。#BSC6という謎の文字とともに。容疑者が捕まるが、真相は奥深い。

シリーズ三作目、最高のミステリーだった。謎が解けたかと思ったら、さらに謎が。謎解きの過程がこんなにも好みのタイプなことはなかなかない。



※自分用ネタバレ

ブラック・スワン・チャレンジとして、ネットを介して邪悪なことをやらせている者がいる。やらされた兄妹は殺人はやってない。被害者3人の共通点は、同一事件の陪審員で、3人とも無罪の意見を持っていた。被告アトキンソンは有害な物質を放棄したとされていたが無罪。しかし顔に酸をかけられた後に隠遁生活を。離島に一人で暮らすアトキンソンが犯人の狙いだとしてポー刑事は向かう。アトキンソンの警護のため妊婦のフリン警部が向かうと、車椅子のはずのアトキンソンがフリンを遅い、胎児を取り出していた。アトキンソンになりすました男は実はフリンの姉ジェシカに依頼されていた。妹が妊娠し、検査を受けるとアジソン病だと判明、姉もそうだと分かり、エベレスト登頂できなくなった。そして自分に敬意を払わない妹が、子供が行方不明になったら、金持ちの自分に捜索費用を無心してくるだろうから敬意を勝ち取れると考えた。真相の分かったポーを襲った彼女はバルコニーから転落しそうになる。ポーは助けなかったので彼女は墜落しする。


 

今日の一曲

KUWATA BANDで、"MERRY X'MAS IN SUMMER"



では、また。


コメント