頭の中は魑魅魍魎

いつの間にやらブックレビューばかり

『罪と祈り』貫井徳郎

2019-10-21 | books
警官を定年退官している亮輔の父辰治が殺された。何か過去の出来事が関係してるのではと調べ始める・・・昭和も終わろうとする頃、バブル真っ盛り。不動産屋の手先、地上げ屋が強引な手口で土地を売らせていた。辰治らが住む浅草界隈で同様だった。不動産業者に一泡吹かせようと考えて・・・

ううむ。これは巧かった。

過去の事情が段々と明らかになってゆくその感じがぞくぞくする。そしてその真相に迫ってゆく現代のパートも巧い。
 
大方の事情が分かりつつも、一番肝心な事はなかなか分からない。殺人の動機は何か?ラストで、そういうことだったのかと崩れ落ちた。拍手拍手。

 

今日の一曲

ニガミ17才で、「ただし、BGM」



では、また。


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