日本経済新聞の日曜版に月2回ほど頼みもしないのに勝手に挟まれてくる、カラー写真満載のTHE NIKKEI MAGAZINE
ファッションや旅など新聞本体より読み応えがある。残念ながら駅売りのモノにも挟まれているかは知らない。
1月20日付のものに、デビッド・ロックフェラーのインタビューが掲載されていた。
「アイゼンハワー、ド・ゴール、チャーチ、そしてネルソン・マンデラ・・・・・・」
「だが残念なことに、現在、彼らに匹敵する指導者としての資質を持つ人間を見いだすことはできない・・・・・・」
チェース銀行のトップとして会った、フルシチョフ、サダト、パーレビ、周恩来を褒める。
最近どこかで読んだ表現、「中東は、50~60年代は政治のカイロ、70年代は文化のベイルート、今は金融のドバイ」を思い出した。実に言い得て妙な表現だと思った。(釈迦に説法かも知れないが、カイロではナセルやサダトが時代を掻き回した。ベイルートはかつては、中東のパリと呼ばれたのに、相次ぐ中東戦争のおかげで見る影もない)
「世界は今こそ真の指導者を必要としている」
「はっきりと言えるのは、自分から見て、かつて20世紀に存在していたような指導者が今の世界にはいないということだ。どうしてなのか、自分にもわからない」
御歳92歳になるD・ロックフェラー御大にもわからないのか。
「偉大な指導者が現れるのは、歴史において、ある一定の時期だけなのだろう。そして、今が『その時』ではないということなのかもしれない」
世界は必要としているのに、人材がいない。
需要と供給のアンバランスはこんなところにもあった。
ブッシュ、小泉、安倍、福田、プーチンみな真の指導者ではないらしい。
人を導くというリーダーではなく、人があとからそこを目指してついてくるというリーダーでもなく、
乗りたくもない飛行機に強引に人を乗せ、勝手に行きたくない所へ旋回を繰り返しながら向かう、暴走パイロットといったところか。たまに逆噴射するし。乗り心地は悪いし、機内食もまずい。隣の席の乗客はうるさいし。(お?俺なんか今いいこと言った?)
リーダーとか指導者不在の世界とは、国家、会社、家庭などありとあらゆる場所でいま現在そこにある世界なのかも知れない。
今日の教訓
ロックフェラーと
言ったら、
ロックフェスタ?
と聞き返したやつがいた。
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ファッションや旅など新聞本体より読み応えがある。残念ながら駅売りのモノにも挟まれているかは知らない。
1月20日付のものに、デビッド・ロックフェラーのインタビューが掲載されていた。
「アイゼンハワー、ド・ゴール、チャーチ、そしてネルソン・マンデラ・・・・・・」
「だが残念なことに、現在、彼らに匹敵する指導者としての資質を持つ人間を見いだすことはできない・・・・・・」
チェース銀行のトップとして会った、フルシチョフ、サダト、パーレビ、周恩来を褒める。
最近どこかで読んだ表現、「中東は、50~60年代は政治のカイロ、70年代は文化のベイルート、今は金融のドバイ」を思い出した。実に言い得て妙な表現だと思った。(釈迦に説法かも知れないが、カイロではナセルやサダトが時代を掻き回した。ベイルートはかつては、中東のパリと呼ばれたのに、相次ぐ中東戦争のおかげで見る影もない)
「世界は今こそ真の指導者を必要としている」
「はっきりと言えるのは、自分から見て、かつて20世紀に存在していたような指導者が今の世界にはいないということだ。どうしてなのか、自分にもわからない」
御歳92歳になるD・ロックフェラー御大にもわからないのか。
「偉大な指導者が現れるのは、歴史において、ある一定の時期だけなのだろう。そして、今が『その時』ではないということなのかもしれない」
世界は必要としているのに、人材がいない。
需要と供給のアンバランスはこんなところにもあった。
ブッシュ、小泉、安倍、福田、プーチンみな真の指導者ではないらしい。
人を導くというリーダーではなく、人があとからそこを目指してついてくるというリーダーでもなく、
乗りたくもない飛行機に強引に人を乗せ、勝手に行きたくない所へ旋回を繰り返しながら向かう、暴走パイロットといったところか。たまに逆噴射するし。乗り心地は悪いし、機内食もまずい。隣の席の乗客はうるさいし。(お?俺なんか今いいこと言った?)
リーダーとか指導者不在の世界とは、国家、会社、家庭などありとあらゆる場所でいま現在そこにある世界なのかも知れない。
今日の教訓
ロックフェラーと
言ったら、
ロックフェスタ?
と聞き返したやつがいた。
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今、ちょっとしたロックフェラーブームですよね。最近、自伝を出した事もあるみたい。原書、訳本ともに人気ありますよ。ふるさんの記事を見たら、ちょっと読みたい気になってきました。(笑)
うちも日経とってるんですが、うかつにもmagazineは読まずに捨ててました!ちょっと前、夕刊にはロックフェラー家のお宝紹介みたいな連載もやってましたよ。
今は、私の履歴書のグリーンスパンが、毎日楽しみです。
ロックフェラー一族は、大金持ちの子孫がダメにならなかったという稀な例かも知れませんね(苦笑)
私の記事がきっかけで読みたい気分になったのなら、何よりです。
magazineはなかなかオススメです。ロックフェラー家のお宝の連載は全く読んでなかったですが(笑)
今日(1月27日)のグリーンスパンの私の履歴書では、
財政支出拡大に対する懸念について書いてましたね。
ボルカー、グリーンスパンときて、バーナンキ。
インフレ・ターゲット論者である(らしい)FRB議長のお手並み拝見と言った所でしょうか。
サブブライム・ショックへの処方箋が、利下げと減税というのも場当たりな感じがしないこともないですが・・・・・・これ以上はやめておきましょう(笑)
少なくとも見るべきは株価だけではないと思いますが。