頭の中は魑魅魍魎

いつの間にやらブックレビューばかり

秋ドラマショートレビュー2

2010-10-22 | film, drama and TV
昨日の続き。


「ギルティ」#1 #2

復讐復讐復讐。(たぶん)無実なのに殺人で服役していた女がはじめた復讐の嵐。イケメン&美女が出ている割に、ビジュアルじゃなくてストーリーで魅せる。彼女の復讐の行く先はとても気になる。

「黄金の豚」#1

詐欺師が会計検査院に就職する。うーん。これはうまい。視聴率をとれるドラマってこういう作りだよなと思う。導入部からしてあーそういう経緯で就職したのかと納得。初回の老人ホームをめぐる汚職はいくらなんでもそんな露骨なことするかなと疑問に思わないでもないけど、あまりリアルな事件はドラマでは扱いにくいだろしその辺を割り引けばいいドラマだと思う。

「SPEC」#1 #2

うーむ。なんだこれは。大好きだぞ。好物だぞ。戸田恵梨香の鳥居みゆき的なイタイ女と加瀬亮の坊主頭。ケイゾクとTRICKを足して2乗したかのごとく。超常現象もしくは超能力が話の落としドコロになっているのだけが私は気に入らない。普通にミステリにすれば良いと思うんだが。今後の展開に期待。このドラマでの戸田恵梨香=絶対付き合いたくないけど、でも凄く気になる人界の頂点に立った、と知り合いに言ったら「なにそれ?」「いや、それはね」と説明したんだけど多分聞いてなかったと思う。

「ナサケの女」#1

国税局の話=マルサの女と同様。どうしても「黄金の豚」と較べてしまう。どちらも涼子だし。ついでに広末も主演してくれていたら三つ巴対決だったのに。肝心のストーリーは豚もナサケも同点。ビジュアルでは篠原より米倉の方が上。その代わり、元ヤンキーだったという余計なエピソードがナサケではやや邪魔。と、まあ同じような評価。しかし今後の展開についてはナサケは想像できてしまうが、豚は会計検査院という新しいジャンルだし、内閣や政党からの圧力をどう跳ね返してゆくかという部分に期待できるため、軍配は豚に。



そうそう。三谷幸喜脚本の人形劇「三銃士」録画していたのやっと見終わった。大収穫。ほんと面白かった。

以上駆け足な感じにて失礼。では、また。





コメント (4)    この記事についてブログを書く
« 秋ドラマショートレビュー | トップ | 『砂の上のあなた』白石一文 »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
re: (亀戸天神)
2010-10-22 17:49:04
『霊能力者 小田霧響子の嘘』くだらなくて面白いです。
SPECは振り切れちゃっててちょっとついていけないかも。
返信する
こんにちは (ふる)
2010-10-23 13:31:53
★亀戸天神さん、

小田霧響子観てなかったですね。
SPECは確かに振り切れてますな。
その振り切れ感が段々快感に変わってきました。
返信する
Unknown (あお)
2010-10-24 07:21:13
三谷幸喜脚本の人形劇「三銃士」
こっちのがきになりますぅぅぅぅ
返信する
こんにちは (ふる)
2010-10-24 14:25:11
★あおさん、

「三銃士」ご覧になりましたか?
人形劇の良さと三谷脚色と、人形の造形のかっこよさがいい具合にバランスしてましたね。子供の頃にこんなの観てたかったです。
返信する

コメントを投稿