昔世界史の先生に勧められて、中公文庫の「世界の歴史」を読んでみたが、一巻の途中で挫折した。以降読んでないのだけれど、日本史の方はなかなか名文だとか面白い巻があると聞き、その一つがこれだと言うので読んでみた。
意外と読みやすく、面白い。
知らなかったのは源通親。平家全盛になれば清盛の姪をめとり、平家が西走すれば後白河関係の女をめとり、法皇の近臣として活躍。
頼朝と政子の娘大姫は、木曾義仲の息子義高と婚約するが、のち頼朝と義仲は不仲になり、そして頼朝は義高を殺してしまう。ショックで大姫は鬱に。別の縁談にも応じない。しかし後鳥羽天皇なら嫌だとは言わないだろうと頼朝に耳打ちする。冷静さを失った頼朝は通親に接近する、というような話が興味深かった。
表面的にしか理解してなかった北条家の歴代実験や、法然、親鸞、道元らの活躍も面白く読んだ。
第9巻の「南北朝の動乱」も評判が良いので、チャンスがあれば読んでみたい。
今日の一曲
「関ジャム」で紹介されていた、岡崎体育で「龍」
では、また。
「関ジャム」で紹介されていた、岡崎体育で「龍」
では、また。
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