山路百花は親友君島宝良が車いす生活になったことをきっかけにして、車いすを製作する会社の社員になった。宝良は若くして東京パラリンピックの車いすテニスの代表になれるかも知れないほど上達した。自分の作った車いすを宝良に乗ってもらうと約束したのに、百花は自分の技術がなかなか向上しないことに落胆している・・・
書評家北上次郎氏が激奨していたので読んだら、本当に素晴らしい小説だった。表紙は女子中学生が手に取りそうなものなので北上氏が推薦してなければ読まないだろう。
スポーツ小説は割と好きなのだけれど、本作は必要なもの全てが搭載されてる。スポーツそのものの説明がうまい、登場人物が魅力的、成長物語がある、ピンチがある、そのスポーツを観てみたくなる(やりたくなる)
続くSide宝良は、プレーヤーから描いているらしく、こちらも激しく楽しみ。また、ドラマにすごく向いていると思うので映像化希望。百花は黒島結菜、宝良は、飯豊まりえでどうでしょう?
今日の一曲
「関ジャム」で紹介されていた、フィロソフィーのダンスで「シスター」
では、また。
「関ジャム」で紹介されていた、フィロソフィーのダンスで「シスター」
では、また。
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