「街場のマンガ論」内田樹 小学館クリエイティブ 2010年
マンガについてのエッセイを集めた感じ。
井上雄彦論で熱く語り、少女マンガで熱く語り、BLについても語る語る。必ずしもマンガオタクとは言えない私だが、あちこちでふむふむと頷いたり、それはどうかなと思ったり。
少女マンガ=反米ナショナリズム(え?そんなアホな!?)、リーマン・ブラザーズやモルガン・スタンレーで8千万円稼ぐ男を描く「リーマン物語」のような作品はない(そりゃそうだ)とか。
マンガについて書いたのを雑多に集めてきたので、やや乱暴ではあるし、マンガ全体を網羅した感じも全くしないが、一つの読み物としてはそれなりのレベルに達している。
しかししかし、内田センセイ自身が少女マンガを愛する理由が「自分は少女」だからという部分にはひっくり返った。でも面白かったけど。
未読のくらもちふさこの「天然コケコッコー」というマンガを読みたくなったなー。
![]() | 街場のマンガ論内田 樹小学館クリエイティブこのアイテムの詳細を見る |
ふるさんの日本辺境論の書評を読んでいたので、図書館で借りて見ました。
少女漫画で女の子の考え方を理解するって、松岡正剛さんも、萩尾望都先生に松田聖子のこと、女子の行動を電話で聞いたりするらしいです。
ウェブで千夜千冊の太宰治の女生徒、萩尾望都ポーの一族と高野文子の所を最近読んだ ばかりでした。
思えば小川糸の小説も少女漫画テイストだな。と考えてました。
ふるさんが少女や乙女的なものも受け入れるキャパがあるって、なかなかだと思います。
最近萩尾望都の残酷な神が支配する。を読んで、よくここまで描けるなぁ。と考察の深さに唸ってました。
是非少女漫画もどんどん読んで下さい。
海月姫がアニメになって、喜んでる こなつでした。
まやや様の手が動き感激してます。
食わず嫌いは解消されましたでしょうか?もしこの本がこなつさんのファースト内田樹だったのなら、もう少し別の著作を読んでみるともっと内田節がうなるように思います。
少女マンガはあまり読んだことがなく、印象に残っているのは弓月光の「エリート狂想曲」ですね。しかし、少年たちがキン肉マンだのガンダムだの言っているときに、女子たちはずっと高尚だったりずっとリアルな恋愛をマンガで読んでいたわけですから、10代半ばに恋愛で男子が女子に勝てるわけないですよね。
パタリロに確か、
「ポーの一族、萩尾望都、○○の一族○○○・・・」という台詞が出てきたの記憶があるのですが、○○の部分が思い出せません。
パタリロの魔夜みねおさんは、たしか山岸涼子先生とバレエを習ってらっしゃるようですよ。
弓月光先生、りぼんで描いてたんですけど少年誌に移って、今もたまに、コンビニで名前をお見かけします。
漫画女子は脳内妄想恋愛してますから。
現実の恋愛は不得手ですよ。
尼~ずでした。(笑)
接骨院でバキは読みました。
グラップラーはまだ読破してないんです。
餓狼伝を接骨院で読み、エヴァンゲリオンも読みました。
バキは強者だらけで、面白すぎます。
内田樹さん
追っかけ探して読んで見ます。
百田さんの影法師は、なかなか良かったです。
期待してなかったのに少女のようなワクワクで読み進めたのは直木賞の
『小さいおうち』中島京子でした。
あとから どんどん物語のことを考えてました。
図書室からはじまる愛
をこれから読む所です。
10代半ばまではマンガ女子でいて、その後リアル恋愛女子に以降できれば最強ですね。理論武装→実践へ
そうですかバキ読んでますか。なるほど。少年マンガ心をお持ちなんですね。バキはほんの一部しか読んでないです。小さいおうちも未読。ミステリ系小説はかなり新刊を追って読んでいるように思うのですが、その代わりマンガには手が回っていません。先日総合格闘技マンガをちらっと読んで、へぇ面白いなと思いました。タイトル忘れてしまいましたが。