頭の中は魑魅魍魎

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映画「スリー・ビルボード」

2018-10-08 | film, drama and TV
飛行機の中で観た。

アメリカの田舎。娘がレイプされそして殺された。警察の捜査が進まないことに憤った母親。道路の横にある大きな看板に広告を出すことにした。警察を批判するような。偏狭な考えを持つ担当の警察官はこのやり方に憤慨する。何事もすぐに噂になる小さな町で闘う母の姿を描く。

これはかなり面白かった。普段ドラマかバラエティばかり観ていて映画を観る機会があまりない(割に、TBSラジオの「たまむすび」で、映画批評家町山智浩の映画コーナーを楽しみに聴いているのはなぜだ?)のだけれど、町山氏が以前に勧めていたのを思い出して観た。

まさかそう来るかという意外性、町の中だけで描かれる閉鎖性、主人公のキャラクター。そして「正義」は果たして貫かれるのかというラスト。全てが好みだった。


スリー・ビルボード (字幕版)



今日の一曲

長渕剛で、「GOOD-BYE青春」 



この曲、作詞は秋元康だそうだ。知らなかった。そう言えば、去年だったか、中華街を歩いていたら、ジープが通りに止まっていて、助手席の窓が開いていた。そこから、若いヤンキー風の兄ちゃん姉ちゃんと楽しそうに話している人がいた。長渕剛だった。思わずこのGOOD BYE青春を大声で歌いながら近づいていこうかと一瞬思ったがやめた。では、また。

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