頭の中は魑魅魍魎

いつの間にやらブックレビューばかり

コメントレス

2012-03-18 | digital, blog & twitter

パールさんという方が以下のようにコメントしておられる。

昨年「服とか身に着けるものに興味が薄れてきた」と友達に言ったら、「異性に対する興味が薄れてきたからでしょ」と返事がありました。
ふるさんは違うと思いますが…


それに対するレスポンスと、何となく思いついたことを以下にだらだらと。長文注意、意味なし注意。

「服とか身に着けるものに興味が薄れてきた」ということと、「服とか身に着ける物を買いたい意欲ゼロ」ということは若干違うような気もしますがよく似ていますね。

1.シフト

服は個性の発現する場所でもありますが、同時に「殻」に過ぎないわけです。自分の本質じゃなくて。服に興味がなくなるのは、もしかすると別の何かに興味がシフトしたからではないでしょうか。その別の興味が、服よりももっと自分を楽しくさせているのなら=ベターなんだろうとも言えます。また、服という外殻でなく、中身に自分自身の何かを見出しいているからかも知れません。パールさんがどうなのかは分かりませんが、私は「外っつらを良くしようとなどとしている場合じゃねえよ、そろそろ中味をもうちょっとなんとかしろや!」と自分に言いたい気分でここ3年ほど過ごしています。

外側が、例えば名刺になんと表示されるかということなら、外側を改善するというのは名詞に表示されるテキストを、(出世したり転職したりすることで、)変えてゆくことなのでしょう。そして中身を改善するのは、筋肉の量や、知識の量あるいは質、あるいは物事に対する向かい方を変えることなのではないでしょうか。外側を変えるということと内側を変えることは別のことであり、双方を同時に変えるということはなかなか難しいことなのだろうと思います。

全然違う見方をしてみると、

2.因果関係

異性に興味がなくなったということが、服装に興味がなくなる原因となり得ますが、そう言い切ってしまうと、ちょっと最近よく聞く、占い師の洗脳っぽい感じがします。服装に興味がないということが、異性に興味がないということを原因として引き起こされている可能性はありますが、それが全てではありませんよね。異性に興味がないという状態と、服装に興味がないという双方の状態に自分があったとしても、それは片方が片方の原因になっているとは限りません。単に何かの結果として別々に存在しているだけかも知れません。

「最近やせたねー。恋でもしてるんなじゃいの」なんて言われると、最近体重が減った+最近片思いしてる=あー、恋するとやせるんだーなどと思ってしまいますが、体重が減っているのは、食事に毒を盛られているからかも知れませんし、糖尿病になったからかも知れません。もちろん恋しているからではなく。

因果関係のマジックってところでしょうか。

などというコメントレスから、激しく逸脱したことを思いました。つまらない話にて失礼。

私はただ単に、こういう事を考えたり書いたりするのが好きなだけなんだろと思いますわ。

では、また。
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2 コメント

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エイジレス (パール)
2012-03-19 15:10:28
些細な文章に、きちんとしたお返事を頂き、嬉しいような申し訳ないような気持ちが致しております。

近頃の女性は、何歳になっても、「仕事と家庭を両立し、子どもも産んで、それでもエイジレスな女性(例:美魔女)として輝いている」ことを求められている(自分に課している)ような気がしています。

とはいえ、日々の営みに流され、目先の仕事や家庭を義務に感じ、
4S(シミ・皺・白髪・脂肪)に抗えず、
いわゆる見た目としての「外見」は、年を重ねる毎に価値を失っていく。

何を身に着けているかという「殻」ではなく、中身が滲み出ているという意味での「外見」の向上はハードル高し。

せめて「殻」に拘泥したくとも、若者向けの洋服には無理感が漂い、おばさん洋服には抵抗したい。
あんまり安い洋服には抵抗感があるし、高級な洋服には手が出ない。

そんな もやもやが、「服とか身に着けるものに興味が薄れてきた」でした。

私は、いわゆるブランドには興味がありません。
清潔で、季節感があって、年相応にあんまり見苦しくなければ…と思いながらも、若干の悪あがきもしています。

ふるさんのように
>中身に自分自身の何かを見出しているから
となりたいものです。

>筋肉の量や、知識の量あるいは質、あるいは物事に対する向かい方を変えること
は一番難しいと思いますが…
こんにちは (ふる)
2012-03-20 13:28:20
★パールさん、

小さいことから、無断でヒントを貰ってあれこれ考えるのは私の趣味ですので、むしろ楽しませていただいてありがとうございます。コメントをしないといけないような感じになってしまってかえって恐縮です。(コメント無用と書いておくべきでした)

>近頃の女性は、何歳になっても、「仕事と家庭を両立し、子どもも産んで、それでもエイジレスな女性(例:美魔女)として輝いている」ことを求められている(自分に課している)ような気がしています。

仕事が大好きで家庭とも両立し、夫を愛し、子どもが健やかに育ち、そして年齢不相応にキレイな女性。こんな人、めったにいないですよね。どこかの部分では輝いているけれど、それが全てに及んでいるわけなじゃない。それでいいじゃないですか。例えば仕事と家庭を両立しているし、キレイだけれど、子どもがいない場合には輝いていないのか?とか、キレイだし家庭は円満だけれど、仕事で苦渋&辛酸を舐めている場合はダメなのか?と思います。完璧である必要はないし、Xが足りなくても私は幸せだと思えれば、Xが足りなくて自分が不幸だと思っている人よりも輝いているように思います。

美魔女なんて、言い方を変えれば、年齢不相応の恰好をした痛い人とも言えますし、発言が若いのも子供っぽいだけだったりしますからね。

仕事・子育て・外見全てに満点を取る女性でいたい、というような標語は、ファッション雑誌が作り出した「そういう人を目指す読者が増えるとファッション業界は潤う」人に過ぎないように思います。

冒頭の

>輝いている」ことを求められている(自分に課している)ような気がしています。

という言葉が、みなさんが自分で考えた末にたどり着いた結論としてこうしたいと思っているのではなくて、世間が求めている(世間て何?誰?)ような気にさせられているからなのかなと感じます。パールさんのように感じている女性はとても多いんだろうと想像しますし、男性に置き換えても同じような事を考えている人もいるのだろうと思います。

おっとまた長くなってしまいましたのでこの辺で。

何やらえらそーな事を言うつもりもなく、相談に乗っているわけでもなく、思考の遊びをしているだけですから、軽く流して頂ければ幸いでございます。

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