作家の北壮夫は、昔トマス・マンに耽溺していた時期があったそうな。そんなある日、町を歩いていたらギクリとした。なぜギクリとしたかと言うと「トマトソース」という文字が目に飛び込んで来たのを、脳内で「トマスマン」に読み替えたからだそうだ。
すごいアナグラムである。参照:内田樹の研究室2004年の記事
私は朝日新聞の夕刊のこの見出しを見て、全然別の言葉に読み替えた。そしてギクリとした。どうして朝日新聞にそんな言葉が・・・ 正確に言うとアナグラムではなくて、カタカナの一部だけが飛び飛びに目に飛び込んで来たのである。
そんな自分自身にギクリとする。
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