某知り合いの息子。学校にはほとんど行っていないようだが、毎週日曜には朝始発に乗って出かけるそうだ。秋葉原へ。AKB48に会いに。
うーむ。それは凄い。なんと言うか彼女らの集客力と集金力は只者ではないのだな。と思ってどれだけ可愛いのだろうかとテレビで見てみたのだがそれほどでもないと思ったのだ。まあそれほどでもないって辺りが、身近に感じられてそれがいいということなのかな、と。
先日、フジテレビ金曜深夜のキャンパスナイトフジを見ていた。その時に、あ!分かった!と思ったのだ。
オールナイトフジの予算を十分の一ぐらいにしたこの番組。女子大生が大量に出演している。総体としてすごく可愛いかと言えば、最近乱入することの多い恵比寿マスカッツの方がずっと可愛いと思う。しかし、オールナイトフジやおニャン子のときと同様、いつの間にかお気に入りの子が出来ていてなんとなく応援してしまったりしているのだ。
様々なコーナーを通して、それぞれの女子大生のキャラが分かったり、マラソン走らされてるのを見て内心「がんばれ」とつぶやいてしまったり・・・それで冒頭のAKB48にハマっている青年と私との差は日曜に早起きしてるかしてないかお金遣ってるか遣ってないかというような差に過ぎないのかもなんて思ってちょっと物知りになった気分。いや物知りじゃないか。人見知りでもないし。なんて言えばいいのか。
このような大量女子に触れている内に、同情や愛情のようなモノを感じる効果を最初に商業化したのはどこかなと考えてみたんだが、それは宝塚ではないだろうか?生で宝塚観た事がないのでよく分からない。日比谷の劇場の近くを歩いていたら、おばちゃんたちが歩道で大挙して立っていたので戦時物資の配給でもあるのかな?と思っていたら、いわゆるスターの「入り」の時間だった。宝塚スターが劇場に入るのでそれを迎える・見るという一つの儀式らしい。妙に統制されたファンたちを見る部外者の私は異星人に囲まれたようだった。いや私が異星人だったのか。
自分ですくうということは凄いと思いますよ。
すくおうとするという事とすくえるという事合わせてですね。