頭の中は魑魅魍魎

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映画「ラ・ラ・ランド」

2017-03-06 | film, drama and TV
オーディションになかなか受からない女性。古きよきジャズをやりたいのに、やりたくない音楽をやらされてるピアノストの男性と出会い、恋に落ちる。ただそれだけの話に歌と踊りを加えたミュージカル。

ミュージカルはほとんど観たことがない。どちらかと言うと食わず嫌い。しかし、映画評論家の町山智浩氏が薦めていたので観てみたら、これがなかなか。いやなかなか以上に楽しめた。

何と言うか、観てると踊りたくなる、歌いたくなる、そしてハッピーな気分になる。最近ちょっと嫌な気分になることが少なくなかったので、それが払拭されたような感じがした。(人間とは愚かなもので、根本の原因が解決されなくても、別の快感で代替としてしまったりする。)劇中で彼が歌う「シティー・オブ・スターズ~♪」が劇場を出た後ずっと脳内を流れていた。とても新鮮な体験だった。

3日前にネットで席の予約をしたときは一番乗りだったが、前日にはほぼ席は埋まっていた。音楽を大きめの音で楽しめるといいような気がするので、映画館で観るのがオススメのような気がする(が映画にはあまり詳しくない)

ライアン・ゴズリングがキーボードで参加する、ザ・メッセンジャーの音楽は彼には不満だったようだが、ライブで披露された歌は、個人的には結構好きだった。リードボーカルの顔、どっかで見たことあると思ったら、John Legendだった。そりゃ巧いに決まってる。

今日の一曲

John Legendで、"Love Me Now"



では、また。
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