頭の中は魑魅魍魎

いつの間にやらブックレビューばかり

『天使と罪の街』マイクル・コナリー

2015-06-07 | books
マイクル・コナリーのノンシリーズの主役だった某が死んだ。殺されたのではないかと調査を始めたハリー・ボッシュ。「ザ・ポエット」のFBI捜査官のレイチェル・ウォリングは「ザ・ポエット」事件の真犯人を追う。ボッシュとウォリングの捜査は交差して…

うーむ。ネタバレしないように書くと、なんのことか分からない。

要注意なのは、「ザ・ポエット」を先に読まないと、こっちではポエットの真犯人が誰だか明記されてしまっているので、順序を逆にすると面白くないということ。

これまでコナリーを読んできた人にとっては、あの人もこの人もあの事件を登場するという、丼の上に鰻とたまごとじのかつと刺身が載っている、うなかつ鉄火丼状態。もちろん美味しくいただいた。

しかし、こんな中身のないレビューに、読む人にとって何の意味があるのだろう… いやすまんです。

天使と罪の街(上) (講談社文庫)天使と罪の街(下) (講談社文庫)


今日の一曲

罪の街。AC/DCで"Sin City"



では、また。
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