※毒注意報:日記ブロガーの方が読んで気分を害する可能性があります。もちろん反論は歓迎ですが。
また文面をよく読めば、「全ての日記ブログ」に言及しているわけではなく、また日記ブログ批判は全くしていないことが分かるはずです。
1.読みたくなる日記ブログとは
こんな言葉を非常によく耳にする(全て実話)
「面白いブログって少ないねえ」
「ブログってどんなもんかなっていくつか見てみたんだけどロクなもんがないねえ」
あくまでも俺が言ったのではない。
しかし、
mixiの日記って結構面白い。いや日記ブログより面白いものが多いかも?
とは感じていた。
致し方ない部分はあろう。
一応、友達限定で「固有名詞」「特定の人の名前」あげて語る日記と、匿名でやってる日記では面白さが違う。
知ってる人間が、こんなこと考えてるのかとか、今日こんな日だったのかと知ると、笑ったり、感心したり。
しかし、誰だか分からない人がやってるとその部分が「やや」薄い。
日記ブログ = 特定のテーマに絞ってる訳じゃない、今日あったことを書く形式のブログ
と、定義づけした上で、「読んでいて面白い日記ブログ」あるいは「読みたくなる日記ブログ」とは
①ブロガーが有名人で、その人のファン(だから何でも読む)
②顔写真を出していたりして、そのビジュアルのファン
③内容はともかく、その人の生き方・考え方に勝手に共感してる
④すごい波乱万丈・面白毎日を送っている
⑤文章に読ませる何かがある
⑥貼り付けてる画像に見るべきものがある
以上のどれかに当てはまるものではなかろうか。
有名人でなくても特殊な職業や環境にある人の日記ブログは、多くの人が知らない世界を教えてくれるのだから、人気があって当然だろう。
平凡な主婦の毎日と言っても、面白な日々をうまく表現してくれれば楽しんで読めるだろう。
しかしながら、
2.2分化傾向
昨年ぐらいからよく見かけるトレンドは、
身内に見せていい日記はmixiで。
第三者に読ませる自分の意見はブログで。
という2分化だ。
実際そう使い分けている人も多い。mixiだけじゃないSNSもあるだろう(GREEとか)
俺の予想では、このような2分化傾向はこれから進んで行くと思う。
3.根拠
ブログをやめてしまう原因は、
①書く暇がなくなった
②書くことがなくなった
③アクセスが全然ない
④コメントが全然ない
⑤書いていてもつまらない
A.書くことがなくなると
②は特に日記ブログによく見られると思う。特定カテゴリーブログではあまり見ない。そう毎日書くこともないのか、書く気力の問題なのか。
実名や背景を書かないで日記を書くのはなかなか難しい。
特に読者に面白いと思ってもらうと「期待できる」ものは。
書くことがない → 更新頻度が落ちる → 自然消滅
しかし、読んでいる人の顔が見えると、書くことが出てくるという一面があるように思う。
B.リアクションの問題
③と④ → ⑤ ということもあるだろう。
しかし、mixiで日記を書けば、マイミク(友人)たちがコメントをつけてくれる可能性が高い。もちろん知り合いだからだろうが。
なので、↑の③④については、ブログではなくmixi(を含めたSNS)の方が簡単に解決する(と考える人が多くでてくるのは自然だろう)
C.システム上の欠陥
根拠の三つ目はブログというシステムの根本的欠陥と言ってもいいし、日記とのシステム上の適合性が薄いと言ってもいいだろう。
前にも書いたが、元々ブログというシステムは日記のためにあったのではない。日記を公開するサイトがあった。と同時に(出版やジャーナリスティックな意味合いの記事を書くためのシステム)ブログが出てきて、日記をそれでやれば便利だから乗っかった → そのブログのシステムがデファクト・スタンダードになってしまったから → 整合性がないにも関わらず続けている。と俺は認識している。
考えてみてくれたまえ。
今日朝何時に起きた。こんな飯食った。電車乗り遅れた・・・という日記があったとして、それにコメントを付けるというのは(少なくとも過去の常識からすれば)やや異常なこと(間違ったことだとは言ってない)トラック・バックなど送りようがない。もしきちんと日記を書いていればいるほど。
ブログが発生した当時のやり方 = 政治体制への批判を一個人が書く → 同意するコメント、反論するコメント → 同じテーマを扱ってる 「同意見へトラックバック」 「異なる意見へトラックバック」
というのが最もブログシステムにフィットしたやり方だと思うので、現状のブログシステムは少なくとも日記には馴染まないだろう(特定のテーマブログだったらフィットするかと言えば必ずしもそう言えないが)
「日記」と「ブログ」は実はフィットしてない。フィットさせようとして強引に日記をブログに適応させている。
日記用に作られたもっといいシステムがあってしかるべきだ。
閑話休題:面白い例がある。
fumifumiは「ふらっと旅にでかけましょう」という旅ブログをやっていたのだが、妊娠をきっかけにこのブログをやめて、「ふみんち」という妊婦ブログを始めた。通常なら、妊婦ブログを始めたら、検索で同じ妊婦仲間を探して仲良くなるのだろうが、旅ブログ時代の読者をそのまま妊婦日記ブログに持ってきていて、極めて稀な例だ。そして旅ブログ時代とは違って、妊婦日記になったら更新がなかなかされないというもの「特定のテーマブログ」と「日記ブログ」の違いを感じさせる(妊婦がただ単に忙しいだけかもしれんが)
さて、
4.今後の予想
・一部の人気日記ブロガーの繁栄にさらに拍車がかかっていく
・そうでないブログの一部mixiへの移行
・一部のアクセス数もコメントも気にしないハートの強い日記ブロガーのみ生き残る
・あるいは、日記を書くのに適したブログではない別のシステムを使ったサービスが始まる。
となる気がしている。ま、大した予想でもないし、同じこと考えてたという人もおられるだろう。
また日記ブロガーを含めた全てのブロガーたちは、全員がそれぞれの理由でやっておられるであろうから、十把一絡げに語るのは過剰な一般化になってしまう。しかし一般化しないと言葉にできないため、今回なぜか「日記ブログ」について語ってみた。
しかし、
こんな予想に何か意味があるのかと問われれば、そんなものないと答える。
今日の教訓
どんな馬鹿でも危機に直面することは出来る。われわれを疲れさせるのは、毎日毎日の凡々たる生活だ。
ゲーテ そんなこと言ったって、毎日波乱万丈だったらそれも疲れるぞ。
ふる
また文面をよく読めば、「全ての日記ブログ」に言及しているわけではなく、また日記ブログ批判は全くしていないことが分かるはずです。
【目次】
1.読みたくなるような日記ブログとは
2.2分化傾向
3.その根拠を三つ
4.今後の予想
1.読みたくなるような日記ブログとは
2.2分化傾向
3.その根拠を三つ
4.今後の予想
1.読みたくなる日記ブログとは
こんな言葉を非常によく耳にする(全て実話)
「面白いブログって少ないねえ」
「ブログってどんなもんかなっていくつか見てみたんだけどロクなもんがないねえ」
あくまでも俺が言ったのではない。
しかし、
mixiの日記って結構面白い。いや日記ブログより面白いものが多いかも?
とは感じていた。
致し方ない部分はあろう。
一応、友達限定で「固有名詞」「特定の人の名前」あげて語る日記と、匿名でやってる日記では面白さが違う。
知ってる人間が、こんなこと考えてるのかとか、今日こんな日だったのかと知ると、笑ったり、感心したり。
しかし、誰だか分からない人がやってるとその部分が「やや」薄い。
日記ブログ = 特定のテーマに絞ってる訳じゃない、今日あったことを書く形式のブログ
と、定義づけした上で、「読んでいて面白い日記ブログ」あるいは「読みたくなる日記ブログ」とは
①ブロガーが有名人で、その人のファン(だから何でも読む)
②顔写真を出していたりして、そのビジュアルのファン
③内容はともかく、その人の生き方・考え方に勝手に共感してる
④すごい波乱万丈・面白毎日を送っている
⑤文章に読ませる何かがある
⑥貼り付けてる画像に見るべきものがある
以上のどれかに当てはまるものではなかろうか。
有名人でなくても特殊な職業や環境にある人の日記ブログは、多くの人が知らない世界を教えてくれるのだから、人気があって当然だろう。
平凡な主婦の毎日と言っても、面白な日々をうまく表現してくれれば楽しんで読めるだろう。
しかしながら、
2.2分化傾向
昨年ぐらいからよく見かけるトレンドは、
身内に見せていい日記はmixiで。
第三者に読ませる自分の意見はブログで。
という2分化だ。
実際そう使い分けている人も多い。mixiだけじゃないSNSもあるだろう(GREEとか)
俺の予想では、このような2分化傾向はこれから進んで行くと思う。
3.根拠
ブログをやめてしまう原因は、
①書く暇がなくなった
②書くことがなくなった
③アクセスが全然ない
④コメントが全然ない
⑤書いていてもつまらない
A.書くことがなくなると
②は特に日記ブログによく見られると思う。特定カテゴリーブログではあまり見ない。そう毎日書くこともないのか、書く気力の問題なのか。
実名や背景を書かないで日記を書くのはなかなか難しい。
特に読者に面白いと思ってもらうと「期待できる」ものは。
書くことがない → 更新頻度が落ちる → 自然消滅
しかし、読んでいる人の顔が見えると、書くことが出てくるという一面があるように思う。
B.リアクションの問題
③と④ → ⑤ ということもあるだろう。
しかし、mixiで日記を書けば、マイミク(友人)たちがコメントをつけてくれる可能性が高い。もちろん知り合いだからだろうが。
なので、↑の③④については、ブログではなくmixi(を含めたSNS)の方が簡単に解決する(と考える人が多くでてくるのは自然だろう)
C.システム上の欠陥
根拠の三つ目はブログというシステムの根本的欠陥と言ってもいいし、日記とのシステム上の適合性が薄いと言ってもいいだろう。
前にも書いたが、元々ブログというシステムは日記のためにあったのではない。日記を公開するサイトがあった。と同時に(出版やジャーナリスティックな意味合いの記事を書くためのシステム)ブログが出てきて、日記をそれでやれば便利だから乗っかった → そのブログのシステムがデファクト・スタンダードになってしまったから → 整合性がないにも関わらず続けている。と俺は認識している。
考えてみてくれたまえ。
今日朝何時に起きた。こんな飯食った。電車乗り遅れた・・・という日記があったとして、それにコメントを付けるというのは(少なくとも過去の常識からすれば)やや異常なこと(間違ったことだとは言ってない)トラック・バックなど送りようがない。もしきちんと日記を書いていればいるほど。
ブログが発生した当時のやり方 = 政治体制への批判を一個人が書く → 同意するコメント、反論するコメント → 同じテーマを扱ってる 「同意見へトラックバック」 「異なる意見へトラックバック」
というのが最もブログシステムにフィットしたやり方だと思うので、現状のブログシステムは少なくとも日記には馴染まないだろう(特定のテーマブログだったらフィットするかと言えば必ずしもそう言えないが)
「日記」と「ブログ」は実はフィットしてない。フィットさせようとして強引に日記をブログに適応させている。
日記用に作られたもっといいシステムがあってしかるべきだ。
閑話休題:面白い例がある。
fumifumiは「ふらっと旅にでかけましょう」という旅ブログをやっていたのだが、妊娠をきっかけにこのブログをやめて、「ふみんち」という妊婦ブログを始めた。通常なら、妊婦ブログを始めたら、検索で同じ妊婦仲間を探して仲良くなるのだろうが、旅ブログ時代の読者をそのまま妊婦日記ブログに持ってきていて、極めて稀な例だ。そして旅ブログ時代とは違って、妊婦日記になったら更新がなかなかされないというもの「特定のテーマブログ」と「日記ブログ」の違いを感じさせる(妊婦がただ単に忙しいだけかもしれんが)
さて、
4.今後の予想
・一部の人気日記ブロガーの繁栄にさらに拍車がかかっていく
・そうでないブログの一部mixiへの移行
・一部のアクセス数もコメントも気にしないハートの強い日記ブロガーのみ生き残る
・あるいは、日記を書くのに適したブログではない別のシステムを使ったサービスが始まる。
となる気がしている。ま、大した予想でもないし、同じこと考えてたという人もおられるだろう。
また日記ブロガーを含めた全てのブロガーたちは、全員がそれぞれの理由でやっておられるであろうから、十把一絡げに語るのは過剰な一般化になってしまう。しかし一般化しないと言葉にできないため、今回なぜか「日記ブログ」について語ってみた。
しかし、
こんな予想に何か意味があるのかと問われれば、そんなものないと答える。
今日の教訓
どんな馬鹿でも危機に直面することは出来る。われわれを疲れさせるのは、毎日毎日の凡々たる生活だ。
わたくし的にわたしのblogちゃんは…
①吐けない愚痴や弱音の吐き場所。
吐けなくなったら,おわりかな。
②思い切りおバカ&おエロになってみる場所。
③みんなでワイワイって感じがうれしい場所。
寂しがりやちゃんが,かまってもらえる場所
(コメント頂けるだけありがたいです)
かなぁ~~~。
ふるちんも,見つけてくれてありがとうです。
異様な主婦(?)波乱凡々な私。ぼんぼんぼ~ん♪
日々、思ったことを書き続け、いやん 持続力抜群よ!
私にとっては、日々勝手に思うこと+やっぱし↑の まりりんさんと同じ!
「弱音の吐き場所」なんだな~。
それでもコメント書いてくれる人がいてくれる、 だからこそ!
ソレって すごくうれしいんだよ。
私はきっと<今後の予想>にあるみたいに
アクセス数もコメントも気にしないハートの強い日記ブロガー で、生き残るかな~ だは。
自分的には記事やAAとかネット上のひろいもん
をすべて囲い込んでおく為の物置(あるいは闇鍋)みたいなもんでしょうか。
あと紙にしておくほどでない思い付きをメモしておくとか
素晴らしくはないですよ~
スッパらしいかな・・・(なんだそれ?)
>①吐けない愚痴や弱音の吐き場所。吐けなくなったら,おわりかな。
なるほど。実生活と分離させたある「場所」ですね。
>②思い切りおバカ&おエロになってみる場所。
それも↑と同じですよね(笑)
>③みんなでワイワイって感じがうれしい場所。寂しがりやちゃんが,かまってもらえる場所
なるほど。ふむふむ。
>(コメント頂けるだけありがたいです)
そうですね。コメントをもらえなくなったら、果たしてブログを続ける意味があるのか?
という質問をまりりんさんに投げておきましょう(笑)
>ふるちんも,見つけてくれてありがとうです。
こちらこそ
★りんりん♪さん、
鋭くないですよ~
ルスドイですが(意味不明)
思ったことを日々書き続けることにそれぞれの意味があるのでしょうね。
弱音の吐き場所か・・・ふむ。
それについては前から書きたいと思ったことがあるので、別の機会に。
>ソレって すごくうれしいんだよ。
ふむ。私も始めてしばらくはコメントゼロだったのでその気持ちはよーく分かりますよ。
もうすぐブログ始めて1年なので、その時に少し回顧記事書くかも(いつものてきとー)
>アクセス数もコメントも気にしないハートの強い日記ブロガー で、生き残るかな~ だは。
↑のコメントがうれしいと、コメント気にしな
いはやや矛盾してる気がしますが、ま気にしない気にしない。
★ウォルターさん、
ウォルターさんの言う中庸の意味についてしばらく考えてしまいました(苦笑)
分析ではなくて、
日々の生活のことだと受け止めました。
しかしながらゲーテと双璧と言ってしまうと、
草葉の陰から彼に怒られるでしょう(笑)
★青赤クルヴァさん、
>すべて囲い込んでおく為の物置(あるいは闇鍋)みたいなもんでしょうか
なるほど!面白いですね。
>あと紙にしておくほどでない思い付きをメモしておくとか
そういう備忘録的な使い方もありますよね。
ネット上で公開していいかという問題はこの際おいておきましょう(笑)
私も備忘録的に、はてなで「びぼー録」をやってますが、更新さぼりまくりです
波乱万丈まではいきませんが、ネタはそれなりに毎日あります。
誰に何を言われても、全く気にならないので、己のペースで更新していく所存でございます(笑)。
だからといって 自分の世界に入っちゃってるみたいな 本人にしかわからんような内容の日記を書かれてしまうと 読むほうがしんどいし^^;
なんとなく2年も続いちゃってます…。
ふるさんの記事読んで、
あたしのBlogって、日記???
と、自分のしているコトがよくわからなくなりました(笑)
そもそも、この日記形式がブログに多いというのは、ブログサービス事業者が参加者を増やすために「日記なら簡単だよ」といってハードルを引き下げた結果なんでしょう。参加者を増やしたい事業者と、書きたい個人の思惑が一致したということですね。
参加者が増えれば玉石混淆の石も相対的に増えますから(すいません、石の一人が生意気ですが)、玉を探すのがそれだけ難しくなります。
よって、面白い日記ブログは少ない、ということになるのは当然です。日記はブログを始める敷居が低いだけに、なんらの加工もされないままアップされる、というケースがほとんどでしょう。
ウソを書くとか、話をつくる、という意味ではないけれど、なんらかの意識を持って文章を書かないと(それを意識せず、自然体でできる人もいるんですが)、つまらなーいものになってしまう気がします。
それが、フィットしない感じがする原因だと思います。
いやいや,たいしたこと書いてないけんコメント0の記事…たくさんありますし(涙)
ぜんぜんコメントなかったら…訪問者いなかったらつまんないですよね。。。f^_^;
でも自分が書きたいことを書ける場所でありたいす。