大正の終わり、一色はゆりにプロポーズする。すると、シスターフッドの道さんと同居でないとと条件を付けられる。後に恵泉女学園を創立する河井道と渡辺ゆりは一体どんな人生を歩んできたのか描く、ドキュメント風小説。
津田梅子、新渡戸稲造、平塚らいてう、有島武郎らが実名で登場。当時の日本人のアメリカ留学やキリスト教観やフェミニズムの発展がよく分かる。長いし小難しいけれど、我慢して読む意味はある。
新渡戸稲造は「愛国者とは憂国者である」と言ったそうだ。確かに。本当にその人を愛していれば、その人を心配し、そして間違っていれば注意、非難するのが当然。そういうことだろう。
今日の一曲
Stingで、"Shape Of My Heart"
では、また。
Stingで、"Shape Of My Heart"
では、また。
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