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ドラマ『コールドケース』で理想のタイプを発見す

2008-02-25 | film, drama and TV
スカパーのAXNで見られる刑事ドラマ コールドケース(COLD CASE)
長年未解決になってる事件を掘り起こして解決する。オフィシャルサイトはここ

長年というのは大体20年ほど前。場所はフィラデルフィア。先日三浦和義氏が逮捕され、アメリカでは「コールドケース」なる長年未解決の事件を専門にする部署があると報道されていた。COLD CASEは未解決事件という意味だが、事件が長年放置されて冷たくなっているという意味でもなかなか乙な表現だ。アメリカではご存知の通り、殺人には時効はないので、当然このドラマの方の「コールドケース」も扱うのは殺人事件ばかりだ。


※ ロス疑惑の三浦氏逮捕のニュースを受けて、反応は「今さらなんで?」というものが多いようである。しかし、俺のリアクションは、いまだに追いかけているLAPDの執念に「すごいほどしつこいねえ」と感嘆することだった。また国が違えば、法律も違い、法執行機関のやり方も違う。起訴されるかどうかは大陪審を待たないと何とも言えないが、日本で無罪だったから、アメリカで逮捕・起訴されるのはおかしいと考えることがおかしいと思う。そもそも人が人を裁くということ自体が不毛なのだから、そこに完璧なるものは存在し得ないだろう。


おっと話が脱線した。

このドラマは「コールドケース」というタイトルほど冷たい雰囲気では始まらない。なぜか80年代の音楽がバリバリとかかりながら、20年前の事件をフラッシュ・バックすることから始まる。80年代洋楽ファンには、音楽と映像の何ともいえないコントラストがたまらない。その後、現代に時間が戻り、フィラデルフィア警察の殺人課へと映像が移る。殺人だが、murderは意図した殺人、謀殺を表す。殺人課はhomicide、意図しない故殺も含んだ殺人を扱う。え?どうでもいい?そして、もれなく20年前の映像と、それから20年経過した事件関係者の映像が繰り返し現れる。


さて、やっと本題に入る。(遅いよ)

主演はキャスリン・モリス(Kathryn Morris)役名はリリー・アッシュ

このドラマで初めて見たのだが、ストライクゾーンのど真ん中にずどーーんと入ってきた。もちろん平成の岩鬼こと俺は見事に空振りした。おいおいドカベンかよ。

非常に白い肌、大きい瞳、やや薄目の唇。ダークブルーのスーツがよく似合う。上手く説明できないが、とにかく理想のタイプなのだ。ごめんね佐智子、国分。















ドラマは実は何をやってるのかよー知らない。彼女の一挙手一投足を追うのに忙しいからだ。

いわば、「1ポンドの福音」に出てる、亀有くん?両津くんだっけ?彼に目が釘付けになっている女子と何ら変わりはないのだ。はっはっは。

警察ドラマとして、解決に向かうカタルシスを大して味わえるわけでもないのに、キャスリン・モリスを見るためだけに、つい見てしまうとは、ある意味すごいドラマだと思う。

 夢中になれるものがある者は
 夢中になれるものがない者より
 遥かに幸せである
  
(とジョン・メイナード・ケインズは「雇用・利子および貨幣の一般理論」の序文で言っていた)(言ってない)






今日の教訓







彼女に
コールド負け




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おまけ:「コールドケース」の最初のイントロダクションのシーンは以下に。



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