片倉唯40歳、給料が高いわけじゃないが毎日蓄財に勤しみ、マンションを買うぐらいだった。もったいないので有料のがん検診は受けてなかったが、無料クーポンを貰ったので受けてみると、何と子宮がんと診断された。しかし、治療なんかまっぴらだ、死んでやる。病院の受付で見かけたのはホスト然とした男から金を貸して欲しいと突然頼まれた。よし貸してやる!そして・・・
おー!意外な意外すぎるストーリー展開。たまらない。まさか、そういう小説だとはおもってなかったので尚更。何というかがん患者の悲哀をユーモラスに描いたぐらいの感じかと思っていた。
生きるとか、愛とか、他人をどう観るかとか哲学的な事を色々考えさせてくれた。最近、現代を描く女性作家の傑作を読む機会が多い。女性の方が男性よりも面白い作品を書いてるのか、私の選び方が偏ってるのか。それとも作者が男とか女とか言ってるのが古いのか。
今日の一曲
TOTOで、"I'll Be Over You"
では、また。
TOTOで、"I'll Be Over You"
では、また。
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