主人公深瀬の彼女のところに手紙が届く。「深瀬和久は人殺しだ」 深瀬は考える。大学時代、友人が事故(?)で死んだのを、自分のせいだと考える者による復讐が始まったのだろうか…
評価を高くするのか、低くするのかとても悩む。
比較的、人物を描くよりストーリー先行で書いてきた(とほぼ全ての作品を読んでいるので、言ってもかまわないですよね?)作者が、今回は人物を中心に持ってきたという印象を持って読んでいた。(上から目線で言わせてもらえば、人物をよく書けるようになってきたではないか、はっはっは)
いい大学に入り、銀行に入りたかったのに入れず、徹底的に自分に自信が持てない主人公の内面がなかなかリアル。しかし「あのこと」はそんなにみんなが気にすることなのかという疑問は残る。忘れてしまえないのだろうか。
そしてラスト。
うーん。確かにビックリした。スゴイラストだった。まさかそう来るとは。でも、結局ネタ中心で終わってしまった。
このラストから何か余韻が発生して、じゃあこの後どうなるのなかーと考えるような気分はなれず、ただ「あービックリした」で終わってしまう。
人間ドラマっぽかったのに、結局ネタモノに落ち着いてしまったのは残念。ネタモノっぽかったのに、実は人間ドラマだったら、読後色々噛みしめて、一粒で何度もおいしくなるような気がしなくもない。面白かったことは否定しないので、ゆえに評価に困る。
今日の一曲
モヤモヤしたときは、Yellow Magic Orchestraで"Tong Poo"
では、また。
評価を高くするのか、低くするのかとても悩む。
比較的、人物を描くよりストーリー先行で書いてきた(とほぼ全ての作品を読んでいるので、言ってもかまわないですよね?)作者が、今回は人物を中心に持ってきたという印象を持って読んでいた。(上から目線で言わせてもらえば、人物をよく書けるようになってきたではないか、はっはっは)
いい大学に入り、銀行に入りたかったのに入れず、徹底的に自分に自信が持てない主人公の内面がなかなかリアル。しかし「あのこと」はそんなにみんなが気にすることなのかという疑問は残る。忘れてしまえないのだろうか。
そしてラスト。
うーん。確かにビックリした。スゴイラストだった。まさかそう来るとは。でも、結局ネタ中心で終わってしまった。
このラストから何か余韻が発生して、じゃあこの後どうなるのなかーと考えるような気分はなれず、ただ「あービックリした」で終わってしまう。
人間ドラマっぽかったのに、結局ネタモノに落ち着いてしまったのは残念。ネタモノっぽかったのに、実は人間ドラマだったら、読後色々噛みしめて、一粒で何度もおいしくなるような気がしなくもない。面白かったことは否定しないので、ゆえに評価に困る。
今日の一曲
モヤモヤしたときは、Yellow Magic Orchestraで"Tong Poo"
では、また。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます