5月17日の放送を見た。熱く語る、礼儀正しい男のようである。しかし他人に求めるモノは多く高く、なかなか一緒にうまくやっていけないタイプの人のように見えた。特に「どうして絵が下手って決め付けるんだよ。練習すればいいじゃん」と大学生に熱く説教したり、その他やたらと正論を大上段から打ち込んで来る。
最近正論を正論らしくガッツリと語れる人が少なくなった。周りとうまくやっていくことにプライオリティを高く持つ調整型の人間が増えた。そういう意味で紀里谷氏のような絶滅危惧種に「おー」という賞賛を感じる。しかし同時にウザイ。実にウザイ。私に対してこんな風に語られたら「黙れ!」と言いたくなる。という自分のリアクションを自分の中に感じて、
あー よく考えたら 俺紀里谷と同じだー 酔っ払うと必ず正論ぶっこいてるわー
とちょっと自分を省みた。つまり、ウザイのは私自身なのだ。彼の中に見えたウザさは自分を映す鏡だったんだろう。
以上、いつまでたっても反省の日々である。
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