漫画家つげ義春の1960年代から80年代にかけての旅行エッセイ。
基本的に宿のことと温泉のことと、日常的な風景が中心で、観光名所のことはほとんど書かれていないのでガイドブック的側面はゼロに近い。読んだからといって、行ってみたいと思う場所もほぼゼロ。
なのに、しょっぱなのエッセイは、自分のファンの女性(一度も会ったことがない)と結婚するために小倉に行くというのである。(なんじゃ、そりゃ)しかし途中で出会った女性が大阪から熊本に帰省すると言うのでそっちに付いていこうかなとも思うのである。(なんじゃ、そりゃアゲイン)
こんな風につかみどころにない著者の、場当たり的のような、ブレないようななんとも言えない姿勢と淡々とした文章を読むという不思議な体験だった。オススメなのかそうでないのかよく分からない。
今日の一曲
Albert Cummingsで、"Lonely Bed"
バックの映像がカッコいい。では、また。
基本的に宿のことと温泉のことと、日常的な風景が中心で、観光名所のことはほとんど書かれていないのでガイドブック的側面はゼロに近い。読んだからといって、行ってみたいと思う場所もほぼゼロ。
なのに、しょっぱなのエッセイは、自分のファンの女性(一度も会ったことがない)と結婚するために小倉に行くというのである。(なんじゃ、そりゃ)しかし途中で出会った女性が大阪から熊本に帰省すると言うのでそっちに付いていこうかなとも思うのである。(なんじゃ、そりゃアゲイン)
こんな風につかみどころにない著者の、場当たり的のような、ブレないようななんとも言えない姿勢と淡々とした文章を読むという不思議な体験だった。オススメなのかそうでないのかよく分からない。
今日の一曲
Albert Cummingsで、"Lonely Bed"
バックの映像がカッコいい。では、また。
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