福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

わかるということ。

2011-04-15 08:08:23 | 日記
満開の桜をみても、どこか空気が抜けたような感覚で過ごしていた昨日。
認知症のデイは、そのくらい私自身に、衝撃。

もう、何年も目の前で起こる様々なことを、
もう、いいか・・と、
なにかしらんぷりをして、できるだけ自分の世界から、遠くに追いやろうとしていた。
気持ちの奥のどこかには、
イイカゲンにして・・や、
どうでもいいや・・や、
もう、一切許すことはない・・や、
ありとあらゆる、ばかげた渦が渦巻いて、福祉亭を運営していた。
そうでなければ、自分を保てない。
神経がまいっていく。
身体の変調に、出てくる。

あの視線がいやだ・・
あの笑顔がいやだ・・
あの声がいやだ・・
と、ありとあらゆるものを、拒否する自分がいた。

福祉亭をなんのために運営しているのかも、知らん顔したがっていた。
ありとあらゆるものは大キライで、
その中で、
自分が納得するもの、
好きなもの、
大事なもの・・
それだけに執着して過ごしていた。

でも、それではだめだ・・と。
これから迎えることになるそれぞれの終末期になんの役にも立たない・・
自分自身の終末期にも、福祉亭のどのかたの終末期にも・・
ということだけは、わかった。
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認知症の終末期

2011-04-14 08:03:41 | 日記
ガンの終末期というのは、どこか、耳にし、TVでも目にし・・なんとか理解と知識の範疇にあった。
認知症デイのヒヤリングの昨日。
自分のこれまでに積み上げていたもの、知識だの、経験だのが、目の前でガラガラと崩れていく感じを覚えることに・・。

ヘタな鈍ら刀を振り回していたこれまで。
一方で「尊厳」を標榜する組織のほんのひと隅を担う。
ずっと、自分なりに「尊厳」の意味を探してもいた。
現実の人間の姿は、未熟な者には、ただ目を見張るだけ・・の状況を見せる。

3.11の現場に立ったみなさんは、天災の現実の姿を前に、うちのめされたり、たじろがれたりなさるのでしょうが、認知症の終末期も、天災に会ったと同じような尊厳の破壊がある・・・。
結局、医療行為として、残されたいくつかの手段の選択に入っていく時がやってくる。
そして、誰も尊厳を口にするなんてことは、できなくなる。
できることは、納得と諦め。

地域で、出会っていた音・・あの靴音パタパタパタ・・と、姿を、また、思い出してしまった。
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会うごとに

2011-04-13 06:57:56 | 日記
用事やらなにやら、会うごとに、3.11当日の話を誰かしらがまだ、まだ話し始める。
行政に属するみなさんの話も耳に。
市民が個々の経験を語る以上に、当日と、その後の対処が、どのくらい大変であったかが、伺える。
「危機管理」と一言でいい、それなりの備えもし、それなりの覚悟もあり・・それでいて、経験のないことに遭遇した時の対処は、やはり、組織としても、個人的にも、それほど手際よくいくわけでもない。

後手後手・・
人災・・
いろいろ、まずい対処に対する表現はあるけれど、経験のないことには、「想定外」・・この言葉以外に表現する言葉を知らない。
経験に勝るものはなさそう。

NTはとにもかくにも、なんとか平静を取り戻しつつあるけれど、昨日も、朝からの余震、昼過ぎの余震と、落ち着かない。
携帯が発する警報に身構えながら、東北のみなさんを思い、次に控えている「東海地震」を思い、結局、「備え」のありかが、どこにあるかに思いをはせる。
満開の桜の下。
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突然の雨と地震

2011-04-12 08:23:52 | 日記
夕方になって、突然雷と一緒に雨。
ほんのいっとき、激しい雨足。
すぐ、雨はあがる。
その後、また、雨・・と何度か繰り返す。

福祉亭は、もう、将棋のかた数人と、おしゃべりの女性たち数人がいただけ。
みな、あきらめて、次の晴れ間まで、待機。
そんな時、また、地震。
みんなでいる・・ということが、ほんとに心強い。

雨の時は、子どもたち数人が、びしょ濡れになって、福祉亭にかけこんできた。
コウフン状態。
タオルを出して、身体をふかせる。
そうこうしていると、1人のお母さんが、心配顔で、子どもを探しにみえる。
子どもたちのほうは、みんなニコニコ顔。

地震の時は、ちょうど、福祉亭の隣の高層の9階に上がって行ったかたが、慌てて戻られる。非常階段を下りてみえたとか。
目はマンマル。

諏訪からは、地震が大の苦手さんも、やっぱりみえる。
大きな身体で、目をやっぱりマンマルにして、極度の不安顔で、来られる。
「よかった~、まだ、開いていて」
福祉亭の中は、明るいし、顔見知りもいるし・・
来てくださったら、ワタシだって、スタッフだけより、ず~と心強い。

雨も地震も、なんとか収まった頃、早めにスタッフもお帰えしする。
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お花見

2011-04-11 08:39:24 | 日記
幾分開花が遅れていた桜が満開の昨日。
公園には、何組ものお花見の宴があり、桜通り界隈は、都知事選の投票所にもなっている小学校への道にもなっているので、人出も多く、どこか久しぶりの、のんびりした空気でした。
穏やかで、いいです。
東北のみなさんも、お花で笑顔が少し戻られるといいですね。
いつもの年のように咲く桜が、どこか不思議な感じもします。
暮らしは自然と共にあることが、よくわかりますね。
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見つかりました!!

2011-04-10 17:58:21 | 日記
行方不明のものが見つかりました!!

ここ数ヶ月、思い出しては探し回っていた。
それでも、見つからず・・
いよいよ年度が変わり、どんどん、追い詰められた気分。

胸にぽっかり空いた穴。
頭も重く、肩こりもひどく、気分も落ち込むばかり。
それが、みるみるうちに、晴れ晴れ。
よかった~!!

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行方不明のもの

2011-04-10 10:29:58 | 日記
ここしばらく、行方不明のものを探している。
福祉亭にとって、かなり、重要度の高いものの行方不明なので、困惑。
記憶が、あいまい。
でも、どうも、ジブンが関わっているような記憶があり、関連に問い合わせている。
お相手は、全く、記憶がない・・という。
探してもみたと。

そうなると、残っている記憶・・と思っていることが、違うのか。
でも、誰かと、そのことで、話している記憶が、ほんの、かすかに残っている。
その相手の誰かが、わからない。
ともかく、尋ねてみようと、携帯に電話しても、両方ともつながらない。
携帯がつながらない?
それは、一体どういうこと?とまた、困惑。

1人は、この地震と、どうも、関連している。
もう1人は、なんだろう・・?

結局、思い悩んだところで、肝心な行方不明のものが、出てくるわけでもない。

そうなると、世界が、空虚に。
目に映るものは、いつもの福祉亭なのに、気持ちに入って来ない。
今、考えなければいけないことは、多いのに、思考は、どこか、散漫に。
頭痛と、疲労感。
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キレイなクシャミって?

2011-04-09 08:00:21 | 日記
今年は花粉の量が多い・・という予想どおり、花粉症がひどい。
マスク程度で、薬を飲むことはなかったけれど、今年は飲んでいる。
街を歩くと、ゴーグルとマスク、それに帽子スタイル。
見慣れないと、知り合いでも、見過ごす。
向こうから挨拶されると、誰とも分からないまま、挨拶を返したり・・

薬も昼ごろにはどうも、効果が薄れて、クシャミと鼻水。
外から入って、人が厨房を通過すると、また、クシャミ。
思考力は落ち、身体も重い。
黙り勝ちに、皿洗いをしていると、眠気にも襲われる。

福祉亭は、一応接客業。
化粧もせず・・は、若くもないので、できかねる。
大きなマスクで、しなくても良さげとは思うのですが。
絶え間なくテイッシュの箱から紙を抜き取り、マスクをはずし・・で、「化粧のチカラ」をどこに、発揮しているのかも不確か。

クシャミを大きくしていると、先日も、
「もっと、キレイなクシャミをしろよ」と冗談まじりに言われた。
そう言われてもね~
「お好みの鼻にいたします」って「鼻の取替え業」ってないでしょうかねえ。
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おわらい・・ですむかな~?

2011-04-08 08:16:01 | 日記
昨日の定食は、餃子。
作った餃子の数は、325!!
厨房は、餃子の山。
覗いたご利用者も、びっくり。

定食の出足が、あまり伸びず、少し気をもんだ。
でも、終わってみれば、みなさんが買ってお帰りくださったり、なにやかやで、冷凍することになっていたものも、全て無くなっていた。
大きな胃袋。

のんびり、まかないの昼食時。
こちらが、言い出したわけでもないのに、居合わせたご利用者から、
「値上げはまだしないのか?」と切り出される。

ブラジルの昨年の気候で、コーヒー豆は、とっくに値上がりし、この地震で、お砂糖や、いろいろなものが前触れもなく、すっすっと、値段をあげている。
しかも、福祉亭として、大変、重宝していたリーズナブルな商品は、スーパーの棚から姿を消してしまった。
新しい年度が、どう展開していくのか、予測が難しい状況。

非常に簡便なやりかたで出す食材比率は、その前の年より5%アップで、前年度は終了している。
もちろん、50%を超える数字。

値段談義は、日頃のお小言も頂く場面にもなった。
ご自分が、ちょっと、他のかたよりよくしてもらうことに関しては、あまり、ご自覚はないようで、人によって違う対応、ボラさんによって違う対応の様々・・を、いつものように指摘される。

慣れっこのこちらは、
「それは、福祉亭の『おわらい』ですから・・」と、ひたすら逃げる。
「おわらいで、いつもすまされて、ちっとも、聞いてもらえないんだよね」と傍らからボラさんが、ご利用者のお気持ちを汲んで、あちらに助け舟。

わかっているけれど、どちらにしても、そこは、あきらめて頂かないと・・・福祉亭らしくない。
助け舟のボラさんこそ、違う対応の数々・・

福祉亭って、おかしいところなんです。



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出勤?時間

2011-04-07 08:38:39 | 日記
朝の出勤?時間前にブログ。
キアイを入れていた頃は、5時30分起床ができていた。
最近は、6時30分起床がやっとで、PCに向かう時間が自ずと、この時間になってしまう。

早いかたは、もう、福祉亭に到着して、シャッターを開け、イスとテーブルを外に運び出し、掃き掃除をし、大きなヤカンをガスレンジにかけ・・に取り掛かっておられる時間。
よほどの緊張感がないと、9時に福祉亭に着くことは、できないワタシ。

出勤時間を福祉亭は決めてはいない。
大体この時間に・・程度のもの。
主婦が多い集団なので、無理は禁物。
家事が最優先。
出勤時間などを決めてしまったら、遅刻だの、なんだの、あの人はどうの・・という話になる。
最優先して頂ける「仕事」でもない。

各曜日、それぞれの考え、その日の仕事量・・もろもろで、それぞれの判断に任され、それが、出勤時間に出てくる。

つい先日も、出勤が遅い!!と、ボラさんにしかられてしまった。
えっ?
いつものとおりなんだけどなあ・・のワタシ。

たま~に、9時になど行こうものなら、それはそれで、ありがた~い?空気にでくわしがち。
「なにかあったんですか?」

そんな、こんなで、
まあ~、このくらいがいいか~・・
このくらいでいいかなあ~・・・の繰り返し。
毎朝「お早うございま~す。すみませ~ん」

「重役出勤ですね~」のご挨拶を頂く。

やっぱり、たまには、ガツンとされますよねえ。
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言葉のチカラ

2011-04-06 08:35:52 | 日記
桜もやっと咲き始め、どことないお花見自粛ムードはあるけれど、心楽しい季節が来たことがうれしい。
れんぎょも咲き、もくれんも、クリスマスローズも・・・

福祉亭を運営して、何かに苦しんでいる時、ふっと、もたらされる言葉があることを幾度か経験してきた。
今回も、なにげに見ていた旅の番組で、飛び込んでくる言葉があった。

学んだことは、ゆっくり出していく。
課題は一生続く。

「旅のチカラ」という番組。
感じるのは、言葉のチカラ。

金子みすずさんの詩も流行りのよう。
もともとは、
「ありがとう」というと「ありがとう」とこたえる
「ごめんね」というと「ごめんね」とこたえる
みんな同じ・・

そんな感じの、ポエムそのものの世界。
でも、言葉の持つチカラは、別の世界もつくりだす。

「安全か」というと「安全だ」とこたえる
「大丈夫か」というと「大丈夫だ」とこたえる

でも、海に数万トン規模で、放射性物質で汚染された水の放出・・の現実。
こちらは、みすすさんのパロデイとして、持てはやされているとか。

納得したり、ため息をついたり・・
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取材

2011-04-05 09:29:17 | 日記
全く今まで、聞いたことのない雑誌の取材を受けた。
まえもって、HPで確認。
その高い「思い」に、驚く。

地域でがんばっているかたを全国に尋ねておられる。
NT開設の頃、一度NTにみえて、30年ぶりの訪問という編集者。
こちらの記憶と、あちらの記憶がすり寄せられて、お互いに頷き合う場面も。、
そして、3月11日の、それぞれの様子と、その後の地域と街の様子。
かんじんな取材より、世間話のように語られる話のほうが、興味深かった。

福祉亭は、先進事例かもしれない、でも、成功事例の範疇に入れて頂くには、まだ、まだ。
荷が重い。

これまでも、たくさんの取材者の訪問を受けてきた。
当初は、やっていること、考えていることを取材者と、やりとりできるのが素朴に嬉しかった。
目指している姿を、そのまま、聞いてくださる存在として。

10年目の節目の年ともなると、あまりの課題山積に、気持ちもなえがち。
言葉も曇り勝ち。
結局のところ、うまくいっているかのようにみえるのは、「手段」と思っていた部分。
うまく・・って言ったところで、しれている。
シフトに手をやき、日々の場面場面に手を焼き、自分にも手を焼き・・・

課題は相変わらず、高く、高く、目の前にそびえる。
そのことの振り返りになるのが、取材される意味で、取材された良さ・・かもしれませんね。






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老いるということ

2011-04-04 08:36:41 | 日記
昨日の、日曜日の子ども野球は、どうも、試合があったようで、夕方、買い物に出た時、ユニホーム姿のコーチと子どもたちに出会い、ほっ。

忙しさに紛れ、気になりながら、そのままにしてしまう何人かの姿。
話題に出た時に、すぐ、お電話をかけてみるようにしている。
地震の後も、何人もないけれど、気にかかるかたに電話。
それぞれ元気。一安心。

少し遅れてデイサービスに行かれることになったかたの情報が、耳に。
う~ん・・・。

ご利用者というだけであれば、それでも、なんとか、お過ごしになられているのだなあ~ということになるのですが、長いおつきあいで、様々な場面をご一緒している。
毎日のように、福祉亭にみえる時もあれば、いろいろ。
ご家族ともお話をしている。

「うちのばあさんが、施設にいれる相談をしているんだ」と、おっしゃったことがあった。
「え~!!冗談でしょ?」
とっさに、本当の話か冗談か判断がつかない。
「ほんとなんだよ」

元気を出して頂きたくて、お好きなお酒をプレゼントし、お付き合いした。
そういえば、地震の時にちょうど居合わせていたような・・・気がする。
記憶がはっきりしない。

偶然、歯医者で出会われて、その話をご本人から伺った・・と。
聞かれたかたまで、意気消沈。
ご家族は、先ざきの準備のために、そうなさったのでしょうかねえ・・。
「しっかりしすぎ」とワタシ。
いいじゃないですか、みなに迷惑をかけながら過ごす晩年があったって・・
みなを、福祉亭を、悩ましてください。
そのための福祉亭なのに。





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見えない変化

2011-04-03 10:13:14 | 日記
地震以来、なにか余分な音が消えてしまったようなNT。
日曜日、学校の校庭から聞こえていた子ども野球の練習の声も聞こえない。

桜の開花は、冬に逆戻りの気温でまだ、もう少し先になりそう。
お花見の自粛要請や、公共の公園での、自粛も決まったし・・・。

節電で、福祉亭も、どこか薄暗く、どこか、肌寒い。

エアコンを30℃まで上げないと寒がられていた。
エアコンが壊れているんじゃないの・・と、1~2℃の上げ下げを競う無言の争いもあった。

冬は、寒く、夏は、暑い・・当たり前の姿にすこし、回帰できたのかも。
寒ければ、一枚着る。はおる・・そのためのネッカチーフだったり、襟巻きだったり・・のはずだったのに。
でも、それを言わせない空気があった。
お客さんが寒がる、それはかわいそう・・・
でも、すっかり、そんな声は聞こえない。

厨房も、野菜の皮を気持ちよく、どんどん捨てて、面とりしたくず野菜も、さっと捨てて・・。
これも、どこか、なくなって、
「取っておきますか?」
「とうしますか?」
「なんとか使いましょう」・・という会話になった。

震災以来、自助共助公助が、より現実的な、切実感を帯びて、語られる。
自助の意味、
共助の意味、
公助の意味。




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出会う姿

2011-04-02 06:58:39 | 日記
忙しい金曜日だった。
良いお天気にも恵まれ、定食の出し始めから、これから出す数の目安にしているお椀が、どんどん積み上げられ、そのうち二山になってしまった。
出だしが、いつものことなのですが、少し手間取った・・こともあったのですが。
14までいって、まだ、15、16・・と入っていく。
それぞれが、フル稼働。

定食を出し切った午後の時間。
今度は、お酒ぐみさんたちが、三々五々。
食材のストックもなく、定食の小鉢も出し切っているので、今度は、酒の肴づくりに追われる。
今度は、午後のボラさんたちが、フル稼働。
酒の肴を必要とする方の数を確認して、さあ~出そうとすると、人数が増えている。
また、慌てる・・のくりかえし。

慌てていたのは、結局、ワタシだけ。
「お客さまに合わせて用意するのが、お店」と、落ち着いたボラさんの声。
「はい」と言う言葉しかない。

福祉亭をやっていると、いろいろな「姿」に出会う。
自分の未熟な姿にも出会う。
若い時には、若い時のあこがれの「姿」があった。
60を過ぎたのに、それでも、まだ、あこがれの「姿」がある。
70の自分の姿として、どこまで、近づけるか・・を思う。
かなり、がんばらないと。


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