福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

わかるということ。

2011-04-15 08:08:23 | 日記
満開の桜をみても、どこか空気が抜けたような感覚で過ごしていた昨日。
認知症のデイは、そのくらい私自身に、衝撃。

もう、何年も目の前で起こる様々なことを、
もう、いいか・・と、
なにかしらんぷりをして、できるだけ自分の世界から、遠くに追いやろうとしていた。
気持ちの奥のどこかには、
イイカゲンにして・・や、
どうでもいいや・・や、
もう、一切許すことはない・・や、
ありとあらゆる、ばかげた渦が渦巻いて、福祉亭を運営していた。
そうでなければ、自分を保てない。
神経がまいっていく。
身体の変調に、出てくる。

あの視線がいやだ・・
あの笑顔がいやだ・・
あの声がいやだ・・
と、ありとあらゆるものを、拒否する自分がいた。

福祉亭をなんのために運営しているのかも、知らん顔したがっていた。
ありとあらゆるものは大キライで、
その中で、
自分が納得するもの、
好きなもの、
大事なもの・・
それだけに執着して過ごしていた。

でも、それではだめだ・・と。
これから迎えることになるそれぞれの終末期になんの役にも立たない・・
自分自身の終末期にも、福祉亭のどのかたの終末期にも・・
ということだけは、わかった。
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