耳の聞こえが悪いんでしょう・・と周囲が思わないと、そのかたを取り巻く全体が回らない一人のボラさん。
その姿に、時にいらつき、意識の中に入れないように・・して、場面場面を処しているワタシ。
その方が、春の陽射しの中、しゃがみこみ、草花の鉢の手入れをしておられる。
気がつかないふりをして、通り過ぎようかと・・でも、と、気を取り直し声をかける。
すぐ、お顔をあげられる。
「シュンランが咲いた」と、教えてくださる。
見ると、可憐な花がふたつ、みっつ。
「すてきですね」と応じる。
もうお一人、何事につけ、どこかつっかかり、いつも、何か、かみあわず、どこか、もてあましてしまうボラさん。
緊張しつつ同じ空間にいる。
もちろん、ワタシはこれまでも、幾度となく、ぶつかり、幾度となく、こそっと、陰口も言い・・とにかく、かかわりを持たないように、過ごしている・・というダメさ加減。
ワタシの手にはあまる。
そのかたが、めったにみえないカラオケにみえ、酔っ払われた。
へたっと、へたり込んだあげく、自分の力では、立てない。
それを助け起こす。
千鳥足・・その言葉どおりに、お帰りになる。
見送る。
ふらふらと、ふら付く姿に、心配になり、ずっと見送る。
何を思ってかと・・こちらも、その姿を目で追う。
普段見せるのとは、別の姿。
立て続けに、ふっと、その姿をみてしまったワタシ。
その人となりを取り違えていたかもしれない・・と、春の陽射しの中、下を向いて、福祉亭に戻る。
明るい陽射しには、似つかわしくない重いなにかを抱えて。
その姿に、時にいらつき、意識の中に入れないように・・して、場面場面を処しているワタシ。
その方が、春の陽射しの中、しゃがみこみ、草花の鉢の手入れをしておられる。
気がつかないふりをして、通り過ぎようかと・・でも、と、気を取り直し声をかける。
すぐ、お顔をあげられる。
「シュンランが咲いた」と、教えてくださる。
見ると、可憐な花がふたつ、みっつ。
「すてきですね」と応じる。
もうお一人、何事につけ、どこかつっかかり、いつも、何か、かみあわず、どこか、もてあましてしまうボラさん。
緊張しつつ同じ空間にいる。
もちろん、ワタシはこれまでも、幾度となく、ぶつかり、幾度となく、こそっと、陰口も言い・・とにかく、かかわりを持たないように、過ごしている・・というダメさ加減。
ワタシの手にはあまる。
そのかたが、めったにみえないカラオケにみえ、酔っ払われた。
へたっと、へたり込んだあげく、自分の力では、立てない。
それを助け起こす。
千鳥足・・その言葉どおりに、お帰りになる。
見送る。
ふらふらと、ふら付く姿に、心配になり、ずっと見送る。
何を思ってかと・・こちらも、その姿を目で追う。
普段見せるのとは、別の姿。
立て続けに、ふっと、その姿をみてしまったワタシ。
その人となりを取り違えていたかもしれない・・と、春の陽射しの中、下を向いて、福祉亭に戻る。
明るい陽射しには、似つかわしくない重いなにかを抱えて。
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