経験と立場と思考と

地域は、いつも何かしらが生まれてしまう。
起きたことに対する考え、そして、そこから導かれる意見、そして、現実への投影。
これが際限なく繰り返される。
その過程で、自分の思考、意見も修正しつつ、経験として納めていく。
100人100様。
それでいい。
でも、どの意見、考えに全体を収斂させていくかとなると、個人的な感覚、思考も超えて、判断が求めらる。
感情に任せるわけにいかない。
周囲にまず、意見を求めて、自分の中で生まれつつある意見にも修正をかける。
しかし・・最後は、決断。
多様な意見とそこに投影される微妙なもの。
経験と立場と、周辺状況と、今という時間的な制約。
ついつい同じような思考過程を経る存在に心を開いてしまいがち。
そして、それは、結局、違う思考過程を経る存在を遠ざける結果にもつながる。
運営をしていると、折々様々なつぶやきを耳にする。
ここは、イエスマンばかり・・などと。
それは、言える立場にいるから、言えること。
イエスでなければ、ノーの後に、周囲が納得する理由もキチンと表明することが大事。
周囲が納得する・・です。
不快な表情で横を向くのではなく、意見は、言葉で表現。
言葉のキャッチボールをしましょう。