団地の中で

桜に見とれているうちに、早くも、葉桜。
同じ樹をずっと見守っていると、咲き始めが早い枝から葉桜に。
一日一日と変化していく。
風に吹き飛ばされ、厨房にまで舞い込んでくる。
花吹雪は、見ている限りではただ美しく、優しげ。
その掃除となるとやっかいやっかい。
掃いても掃いても。
近ごろ団地の中が、JSのクリーンメイトさんの清掃のおかげでごみが落ちていない。
気持よく過ごさせてもらっている。
最近ふっと目にするのは、市民がゴミ拾いする姿。
ゴミ袋を片手に、リュックを背に。男性。
朝の体操の時には、女性たち。
だから、ワタシも、ごみが落ちていると両手が塞がっていない限り拾うことにしている。
そのゴミの始末の仕方ですが、可燃ゴミ袋が入っているごみステーションの位置を次第に認識。
言ってみれば、収集日以外にステーションの中に置かれている。
でも、そのおかげで、道ばたのゴミをちょっと拾う動作を躊躇なくやれてしまう。
何が幸いするか。
ちょっと拾うことをやっていると、次第にごみを捨てる会ったことのない人の影まで、なにか推測されてくる。
ごみを無造作に捨てる動作にもやっぱり癖がある。
菓子ぶくろや箱を生け垣に置く置き方や、いつも同じような箇所にたばこごみが、同じような捨て方で捨てられていたり。
年代や性別などがどことなく推測されてくる。
クリーンメイトさんの仕事でしょ・・と言っていてはいけません。
クリーンメイトさんの仕事ぶりも時に、見てあげてください。
どれだけご苦労されているかが、よ～～くわかります。