福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

かねのなる木

2018-11-26 06:24:25 | 日記
カラオケ。
定食だけで。
午後の呑み会のみなさんがそれぞれご欠席で。
手が空く。
世の中は、三連休中。
外は、晴れ晴れとした晩秋の気配。
暖かい。
こんな時には、雑談の花。

17年育てられたという「かねのなる木」。
前日から福祉亭のお仲間のように置かれていて、ジツは、あらあら・・。
処分をお願いと、福祉亭にご依頼されたかたは、ベランダでは、大きくなりり過ぎて・・と。
木の処分を依頼したボラさんが、すぐには、とりかかれなかった様子。

見るからに古木。
鉢も体の大きさに合わず、窮屈そう。
そんなことで、葉の色は、緑を失い黒っぽく変色。
ところが、いじめられると植物は、力を発揮するもの。
なんとか振り向いてもらいたいかのように、一杯のつぼみをつけている。
でも、もちろん、処分の気持ちのワタシは、揺るがない。
福祉亭のベランダにも、ほったらかし状態でも、生きている「かねのなる木」がありますから。

ところが、面白いもので、処分を哀れと思うボラさんが、隣のお兄さんにその処遇を話す。
すると、お兄さんも、ついつい、同情??・・・された様子。
別のお兄さんに、ウチでもらっても・・と同意を求める。
そのお兄さんも、そうだね・・・と。
その話しが伝わって来て、ちょ・ちょと、待って・・と、ワタシが慌てる。
上司さんに合意して頂いてから・・と。
ご迷惑でもいけない。
生きているものは、手がかかる。
特に、長命の植物は、ずっと手をかけていかないといけない。
そこには、人の手がなければ。

・・・とまあ、こんな調子の厨房でした。
おかげで、福祉亭のベランダの「かねのなる木」に、久しぶりに水をどっさりあげました。
もう誰にも振り向いてもらえていません。
この木も、もとの所有者から、福祉亭に提供されたもの。
持ちこまれたその時も、ワタシは、いやいや・・でお引き受けしたのに、
長いおつきあいになりました。




コメント
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