手

ボランティァさんが、ふっと、厨房で。
気温が下がってくると、すぐ、手がカサついてくるね。
身体の反応が早いね・・・と。

確かに。
ワタシも、手のカサつきに、ふっと、気がついたのは、1ｗほど前。
手の平をすり合わせると、カサカサと小さな音が出るように。
福祉亭の厨房は、食器洗剤も、市販のもの。
多少、洗剤を希釈はするのですが、とにかく、さっぱりとした仕上がりにしたいし。
また、そうしなければ、衛生上許されないし。
油分を落とすには、お湯も使うし。
すべて、手洗いの厨房。

手荒れがひどく出るかたは、ゴム手袋をして作業される。
ゴム手袋も、なかなか不便。
作業動作が、洗いだけでないし。
ワタシ自身は、極度の手荒れが出るタイプではないので、ゴム手袋はしない。
若い時から、手がふっくら・・としているタイプでもなかったし。
手荒れは、この仕事をする限り、あきらめる・・と早い時期に、覚悟もしたし。

年齢が上がると共に、手のひらは、弾力も失ってくる。
年寄りの手・・・そのもの。
でも、なにごともなく、指は、動いてくれるし、ありがたい。
たまに、夜、福祉亭でハンドクリームをぬってみる。
すべすべとした手。
うれしい。
でも、すぐその直後、やっぱり、水仕事をすることになりがち。
いたちごっこ。

ワタシの手が温かいね・・と、昨日入力でみえたボラさん。
腰痛が出ておられるとのことで、普段より、腰が曲がっておられる。
ワタシよりずっと齢若い。
それなのに、福祉亭の入力仕事を数時間。
ありがたい。
ありがとうの気持ちで、腰をさすってさしあげると、気持ちいい～～～・・と、喜んでくださった。