福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

迷い子

2017-09-03 06:45:45 | 日記
6時過ぎ。
とっくに閉店している福祉亭の前で、ついつい立ち話。
そこに、小学生二人。
あっ!バスが行ってしまった・・と、福祉亭の時計を見て言う。
聞けば、ミニバスに乗り遅れて、次のバスは、1H30後・・と。
おばあちゃんの家に行く・・と。
だんだん、話しを聞いてみると、おかあさんは、今日は、夜勤。
ケイタイを持っていない。
家の鍵も持っていない。
あれあれ・・
秋の気配が漂う時期。
もう、どっぷり日が暮れている。

おばあちゃんの家は、聞けば大人の足なら、30分も歩けば行けそう。
どの辺り?って聞くと、個人情報・・と言う。
へっ?
小学生の世界にも、個人情報・・という概念があるの??
び~~くり!!

基本的に、地域の大人社会が信頼されていないということですね。
それが、今の学校と家庭の教育。
被害に合わないための防犯教育も、学校で折々講座が組まれているように聞いている。
でも、構えなければいけない現実もあることは、ある。
ムカシとは、違う。

一緒に立ち話をしていた友人が、その子とは顔見知り。
ご自分のケイタイで、番号聞いて、お母さんに連絡してあげる。
何度も。
結局、どうするか・・
結局、おじいちゃんが車で迎えに来てくれる・・ということになって、やれやれ。
そこまでで、すでに1H。

地域のほころびに突然遭遇してみると、まあ、なあんということ!!と、ただ、びっくり。
30年前の地域とも違えば、家庭も違う。
学校も変化を求められて当然。
しかし!!・・・です。
その現実に、福祉亭は、どうかかわるの??
ざわざわするジブンのココロに向き合います。



コメント
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