福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

高み

2017-07-24 06:27:18 | 日記
総合事業の日常生活支援を機能させられたらなあ・・・
居場所、サロンを問うことなく実質的に機能させるには・・と、ずっと。
防災マップづくりで目指したのは、緊急時。
緊急時の対応の想定は、非常に大事。
平時の、日常生活支援の重みは、ジツは、それ以上かも。

折々「豊かな地域での暮らし」とか「住み慣れた地域で、持続する暮らし」などと言うフレーズを使ってきた。
それは、全国どの地域でも、個人、組織を問わず、誰もが言っている。
現実は、どこまで進化したのだろうか。
もちろん、ゴールには程遠い。
スタートがかかっているかどうか・・も覚束ないかなあ。

福祉亭を運営していくことが、その道を模索すること・・と思っていた。
介護予防・・としては、なんとか機能させて頂いている。
でも、しかし・・
日常生活支援のほうをスタートラインに、せめて並ばせて機能させて頂くには、はてさて・・
訪問Bの出番を待つのだろうか。

結局のところ、お元気なうちに、どれだけ豊かな地域の人間関係を築いているか・・があれば、まだしも。
ふっと、すでに介護施設に入られた独居のかたの姿が浮かぶ。
いろいろつまらないことも起きてはいた。
でも、豊かな関係性は、様々に日常生活をサポートしていた。
そして、施設に入られると、関係性を構築する知恵が、施設の中での知恵として働いている・・らしい。
耳に入ってくる施設内でのご様子は、そんなことを思わせる。

今、取り掛かれるとしたら、ここ。
自分を中心に置くのは、いつも同じ。
でも、中心に置きつつも、お相手のことを思い、尽くす心。
自分に多く・・を望むのではなく、お相手のほうに多く・・を願う心。
これなら、既に、モデルがある。
福祉亭にも。

「思えば思われる、尽くせば尽くされる」
このフレーズが、財団の機関紙に100歳の知恵としてある。
究極の、人としての存在の高み。







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