福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

つぶやき

2017-07-07 05:32:53 | 日記
ある程度は、何をしても、何を言っても、許される福祉亭。
限界は、もちろん、「空気」の中にあります。

昨日の定食メニューは、いなり寿司。
朝、厨房ボラさんたちに、いなり寿司にしてもいいかしら??と、お尋ねする。
手のかかりかたが、違うので。
ボラお姉さまたちは、にこッとは、してくださらない。
でも、用意した油揚げの賞味期限が近い。
とにかく、消費してしまいたいワタシ。
結局、良いご返答のないまま、いなり寿司で。

先月は、三個づけ。
昨日は、二個づけ。
ちょっと気にはなったけれど、いなり以外の小鉢調理の手間を考えると、二個。
定食をお出しすると、早速、前は、三個だった・・とフロントから届く。
お客さまの声として・・と。
そうですか?とだけ、そっけなく答える。

お客さまは、神様ですからね。
確かに。
でも神様は、見えない世界も見えるのですよね。

ワントレーにこめられた世界・・を考えたことは、ありますか?
前日夜7時過ぎからの買い出し。
重量は、数10キロ。
それをチャリで、駅前から運びます。
チャリでは無理な量の時もあります。
その時は、駅前からずっと、チャリを押して福祉亭にたどり着くのです。
途中、食材の多さで、荷台からズリ落ちてしまう食材もあるのです。
落ちたからと言っても、スタンドを立て直すこともできかねるようなチャリの重さだったり、横断歩道の上だったり。

そして、朝は、9時前からの調理。
厨房で、些細ないさかいが勃発する時もあります。
ボラさんにも、体調もあります。
疲れもあります。
避けたいことですが、でも、人としてある自然な感情の一つです。
それをやり過ごし、そんなこともあんなことも、何もないように、みなさんのところに、お運びされるワントレーです。

福祉亭がボラさんたちにお出しできるものは、時給として換算すれば、100円・200円。
なんとかお礼の気持ちを表せる程度のもの。
夏の厨房は、すぐ40℃。
料理するのが好きな人たち・・ですが、それだけではないですよ。

見えない世界を見るのも神の業、
言えない世界の言葉に耳を傾けてくださるのも神の業ですよね。
神様よろしく!!お願いいたします!!













コメント
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