福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

青果店

2013-05-17 04:52:20 | 日記
今週初めから、あれ??
おかしいなあ・・
明日は、どうかなあ・・
あれ~~、今日もだ・・

ここ数日、シャッターが開かない青果店。
どうしたのかなあ。
何か身体の不調かなあ。
それとも、用事かなあ。
毎日、その理由を探していた。

結局、昨日になっても、シャッターが開かず、とうとう、商店街に尋ねに出かける。
「あッ、閉店だって。昨日、聞いたばかり。まだ、片づけで、いるよ」
や・や・や・・・
そうかあ~~
そうだったのか~~・・

とにかく、明日は開くかもしれない・・
だから、当座の仕入れだけにしておこう・・・
だいたい、野菜を駅前から運ぶのは、重すぎるし・・
チャリだし。
グズグズ・・した気持ちでいた昨日。

ショック!!
でも、時間は、定食の仕込みに入る時間。
四の五の、イジイジ・・している時間がない。
すぐ、スーパーまで、引き返す。
9時には、もう、木曜市ということで、青果は並び終えている。
値段も、セールなので、手頃、安い。
そうか、これだものなあ・・と、しみじみ、個人商店の限界を思う。

店主は、同世代。
気持ち良い対応。
いつも、おおまけしてくださっていた。
しかも、配達まで。

もう、やめたい・・とは、もらしてはおられた。
八百屋なんて、消えていくもの・・と。
福祉亭立ち上げの頃は、商店街には、青果店は、2店舗だった。
それぞれの特色をだしながら。
福祉亭は、ずっと、お値段が手ごろな店にお世話に、なっていた。
1店舗が、ある時、閉店。
福祉亭も、リーマンの後、売上の減少を味わった。
同じ商店街に、競合店も数店できた。
福祉亭は、かなり、善戦しているかとは思うけれど・・
食材のコストは、売り上げに見合った掛けかたをせざるをえない。
それが運営。
青果店もさるもの、安売りのスーパーからも、必然的に、調達せざるをえなかった。
しかも、大型スーパーは、ほぼ年中無休。
青果店を横目に、通り過ぎるのは、心苦しかった。
良くしてくださるのに・・
でも、食材費にかける限界がある・・

少子高齢化の現実社会は厳しい。
TPPが発足すれば、農業分野にかかる軋轢は、もっと大きい。
小規模農業や、ちっぽけな個人商店が、その影響を回避する力はない。
アベノミクス??
円安??
株価上昇??
時代が今、注目するものとは、大きく乖離してしまう地域社会。
都議選、参議院選もあるけれど、流れの中で起きる状況に歯止めをかける術は、ないでしょうかね。
ただ、突き進むばかりですかね。



コメント
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