お名前

ちょっと、くたくた。
記念誌の詰めが、かなりの仕事量。
日常のルーティンをこなしつつ・・なので。

でも、楽しい一瞬ってものが、あるのですよ。
お名前の整理をしていると、姓だけで、下の名前がわからないことって、ありますよね。
地域のお付き合いは、○○さんと、わかれば、○○さんのご主人とか、おかあさん・・という呼び方で、大抵のことはすんでしまうもの。
それが、今回は、できる限り、姓と名。
もう、お二人とも亡くなられてしまっていらしたり、子どもさん世代になっておられると、ちょっと難解。
それでも、あいまいなままにしないよう努力だけはする。
覚束ない気がする元の電話番号。
かけてみる。
もう、使われていません・・の声が流れることもある。
でも、それぞれの「今の声」が聞けることも。
弾んだ声と、近況報告・・
もちろん、こちらも、声が弾む。
心も温まる。

福祉亭は、言ってみれば、こんな一瞬のためにあるのかもしれません。
良い時間・・を与えられました。
たくさん。
みなさんと一緒に、なんとか10年という時間を共に過ごすことができたのは、こんな一瞬があったからです。
福祉亭と福祉亭につながるみなさんとの一瞬。

一瞬が、連続となるように。
そんな運営を、心しないと。