福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

地域包括ケア

2013-03-18 06:02:12 | 日記
「お一人暮らしを支える地域包括ケア」
ベルブぜみの仕上げ講座。
信州大の先生。

参加者は、市内の内科医先生から、包括の職員、行政、民生委員、市民・・と、やっと、思い描いた「地域包括ケア」の講座となった。
講座のお話は、わかりやすい。

「ひきこもることなく、家から出かけてくる公民館があって、みなさん良かったですねえ」と講師先生。
人と関わってください、出かけてください・・と。
全国の優れた事例の紹介では、認知症になっても、地域の子どもたちと交流する高齢者の姿と、それを可能にした民家を活用した仕組みだった。
最後のしめくくりは、
みなさん「たよられ上手、たより上手」になりましょう・・・。
市民の役割は、次への「バトンタッチ」です・・・と、明快。
つなぎ役で、十分ですよ・・と。

それなら、合点承知之助!!

市民側からの質問と発言者お三人。
いつものかたお二人と、はじめてのかたお一人。
理路整然。
さすが。
ニュータウンは、これなら、心配ない・・と、これだから、心配・・の両方の思いがわく。
地域包括ケアで、求める市民像は、「頼りがいのある人」の「助けられ上手」ぶり。
まず、「頼りがいのある人」づくりから。
地域包括ケアの、それぞれの役割の基本にあるのは、「双方向が大事」という「関わり」の中にあります。
この両立を、ニュータウンのあちらこちらで、今後、取り組んでいけばいいことが、よくわかりました。

講座のあと、いつものおしゃべり好きさんが、やっぱり、言いたいことがあって声をかけてくださる。
「何も、心配ない。何も、人に頼ることはない」と、目をくりくり。
86才さん。
そうですか。
「90才まで、がんばってくださいね」と励ます。
そしたら、誰もが願うPPKに一歩・二歩近づくことにもなりますよね。

こんなフウに、おしゃべりのお相手として頼られると、だんだん、そのかたの存在が、かわいくなってきます。
そうそう、これが、「頼り上手」の姿なんですね。
「頼り上手さん」を、「頼られる人」としても活用するのが、今日のお話の大事なところ。
そうだ、そうだ、今度は、86才さんに、何かお願いしてみよう!!・・・と思いたつ。

地域包括ケアが、講座のおかげで、ぐ~~んと、身近になりました。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする