福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

一冊の本

2013-03-04 06:59:54 | 日記
日曜日。
会計入力をすませる。
プラスマイナスは?
う~~む・・
自動引き落としの部分がまだ未入力。
まあ、あまり、気にしても・・

お借りしたままの本を、また、読み始める。
まだ、3分の1。
でも、おもしろさに、すぐひきこまれる。
「多摩ニュータウン構想の全貌」
ニュータンを構想から手がけた著者。
まちの一代記であるとともに、著者と、関わられたみなさんの仕事一代記。
実名で登場される。
関わる仕事人は、「若手」と書かれている。

昭和38・39年・・は、ワタシは、小学校で割り算の勉強に四苦八苦していた時代。
その対比も、また、おもしろい。
割り算ごときで、苦労していた世界の外の世界では、こんなことを考えていたのか!!という驚き。

「多摩ニュータウン」という言葉を出すと、それは「島か」?と言われた・・・とか。
都市計画区域にするための調査予算が、10万だった・・とか。
それも、課長が、とにかく必要・・とだけ言って、そのまま頭を下げて、なんとか獲得できた・・とか。
年収190万になると車一台を持てるだろう・・という予測とか、
消費と教育と文化都市としてのニュータウンで、職住近接は、エネルギー面で無理と、判断したとか、
30万都市の年間死亡者数予測は180人となり、それに対応する火葬炉の算出・・とか
ついつい、読みふける。

本に登場する富沢市長さんは、中央公園に富沢邸を残されている。
でも、計画の初期の記述は、多摩村、稲城町・・とある。
村から一気に、市になったんだろうか?

とにかく、おもしろいですよ~。
丸善の平台に置かれると、すぐ、売り切れとなって、増刷中らしいですよ。
コメント
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