福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

職場体験

2010-06-12 07:09:32 | 日記
職場体験ぐみも含め,朝の集合は早い。一番出遅れる。
メニューを打ち合わせして,野菜の買出し。一人はスーパーに,後二人と一緒に商店街の八百屋さんへ。予定していた煮物は破竹が出ていたので,それに変更。買出し量は前日の野菜もあって,いつもより少なめの量。それでも,いつも,自転車で八百屋さんに出前してもらうのを,若いみなさんのお手伝いでスイスイ。買い忘れもあって,スーパーにもう一度行ってもらったり。こちらが八百屋さんを出て,商店街を戻る頃,スーパーからダッシュして戻るのと出会う。どおりで早い早い。商店街を何度も走ってくれたんだとわかる。
若いっていいなあ。どこそこが痛いなんてこともない,健やかさ。
厨房の外で,破竹をむいてもらう。そこは中学2年生。面白いらしく,ついつい,遊び半分。わたしはカントク。注意に出る。
厨房のお姉さまは,名札の名前を呼ばず,「君(きみ)~」。古い,ふるい。ちょっとしたことで,世代って出る。ピーナッツを南京豆。小麦粉をメリケン粉。うどん粉。・・別世界の言葉ですよ~。
定食の皿洗いも3人組みのスピードでは追いつかず,4人で。まだ,身体が小さいので,狭いシンクの所に4人でもなんとか並べる。しかも,お祖母ちゃん世代なので,いやがりもしない。かえって,こちらの口臭が気になる。
そうこうして,お帰りの時間。頼まれている学校からの質問ペーパー。
外のテーブルで,おやつしながら,話しながら。
「何事にも積極的に取り組めましたか?」という質問項目もある。
「どうして,何かやることありませんか?って,聞かなかったの?他の学校の子たちは聞いたよ」・・・
まっすぐこちらを身ながら「勇気がありませんでした」!!!
おっと~。思いもかけない剛速球!!聞いてみるもの。ちゃんと,何かを感じ,何かを考えながら,一生懸命だったのだと,その一言で総てを了解。感度が鈍いのはこちらでした。それでも,一つだけ,4にしました。「そうか~。でも,4でいい?」と了解を得て。もちろん,うなづきますよね。
言葉で書く欄もあるので,丁寧にお礼と,どのくらい,中学生のお手伝いが福祉亭にとって,ありがたかったかを書かせてもらいました。
晴れ晴れとした顔で帰って行きました。
コメント
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